2012年
6月
27日
水
*いずれも詰めて外す
*外して(転換)降氣の形から母指を側頸に向ける
*外して詰める
*腋を閉じて同側の頸に陰の陽で還り、接した受けの同名側の頸・肩を経て取り自身の丹田に陰の陽で巡る。
*受けの諸手は縦上下に並ぶ。受けの肘はその間を通り受けの前胸部真中に接する。肘をぶつけようとするのではなく陰の陽で側頸に結ぶと相対的に腋が開いて肘は受けに接する。単独呼吸法降氣のままであるが片手で諸手を巡らす分、目付を対側にとり側頸を十分開くことが肝要。受けに目をやると側頸は閉じ魂氣は体軸に結ばない。すると、坐技入り身運動の還りに続く丹田(魄氣)の確立は覚束なく、それに続く陽の陽の魂氣は受けの側頸から腹の底を経て取りの体側へと巡ることは難しい。
2012年
6月
24日
日
*片手を取らそうとするときは陰の陽の魂氣を丹田から徐々に吸気で与える様に進めて行く。受けが取ろうとしたら完全な広義の陽にならないで、陰の陽のまま呼気で丹田に巡る。舟漕ぎ運動のホー・イェイとサー・イェイの違い。前者は八分目に吸って呼気、後者は目一杯吸ってから呼気(サーは陽の陰ではあるが)。
*①片手取り入り身転換②前方の足先を後方に置き換え・陽の陽の魂氣は陰の陽で腰の後ろに結び、丹田の魂氣は陽の陽で前方に差し出す(前に突き出すと上体が流れる、陰から陽へ相対的に進める)。①陰の魄氣から②半身の陽の魄氣へ。これを連ねるには①呼気②吸気を一気に行う。そのために①と、②の前方の足先と魂氣を後方に置き換える所を連ねる。
*相半身で交差取り・前方の足先は取りの内側に向けるから受けの外に向けるところが逆半身の入り身転換と真逆。受けに持たせた魂氣は取りの腰の後ろに陰の陽で結ぶ。対側の手は陽の陽で今や前方に差し出す。
*対側の魂氣を昇氣とする前に、陽の陽で前方に差し出さなくても良い。転換により腰の後ろから丹田に相対的に巡ってそのまま陰の陽で昇氣・側頸に結ぶ。
*同側の前方の足先を後ろに置き換えるところを含めて踏み換えも、呼気を留めずに連ねる。つまり魄氣を転換から置き換え踏み替えまで一気(呼気)に行う。我慢の先に陽の陽の吸気がある。呼吸法。
入り身転換・昇氣・側頸の結び・踏み替えて陽の陽=裏
2012年
6月
20日
水
入り身転換・昇氣・側頸の結び・踏み替えて陽の陽=裏
*外して詰める:受け流し
*必ず送り足で魄氣も結ぶ。後方の手は終始陰の陽で後ろの腰に結んでいるから、入り身は特に受けの側頸に結ぶ腕とその同側の上体腰足まで密着する。母指方向への魂氣と、送り足で近づく丹田との結びが、次第に反って行く受けの体軸を介して行われると入り身投げが成立。
*交差取りの転換:相半身のまま剣線に直角で受けの陰の魂氣から遠ざかる。
2012年
6月
17日
日
*いずれも側頸に結んで陽の陽・上体を反対側へ入り身運動で戻す。
*取りは右左自由に動作する。八通りを考えずに動作できる。魂氣は必ず丹田に巡り、受けの魂氣に触れればそれに添う。(触れなければ丹田に留まれず昇氣または外巡りで発するが、今回は演武のみ)
*突きには先手なし。相打ちでは横面打ち半歩入り身転換/下段受け流し・対側で横面打ち一歩入り身転換→後ろ両肩取り
2012年
6月
13日
水
*陰の陰で外巡り・相半身直突き・払われて額を陰の陰の魂氣に結び開かれた受けの腋を入り身転換にてその体側に接し、魄氣の陰で結ぶ。(降氣で呼吸投げ/陰の陽で側頸に結んで置き換え・踏み替えで呼吸法)
*外巡り・陰の陰から二教の手で同側の足を外に置き、後ろの足をその場に置き換え元と逆の半身に転換すると腋を閉じて降氣の形から陽の陽に回内し、前方の足を軸として半歩横面打ち入り身運動にて受けの体側全面に接して結ぶ。(受けの前面を陽の陽で地に切り降ろして呼吸投げ/地を這わせて二教)
*気の巡り:降氣の形から陽の陽で進め、受けが体側の手で地に支えたときの魄氣に響いて陽の陰に巡ると受けの腕に結ぶ・舟漕ぎ運動(サー・イェイ)で丹田に結ぼうとすると二教。母指は受けの腕の長軸方向に接し、他指全ての指先が揃って受けの手首を巡って取りの丹田に向かうだけで二教が成立する。この時、丹田と指先が直に接すること無く結んだとイメージできる動作は、その空間に想定される呼吸法の氣のごとく自然な姿でありたい。内に力を込めても受けに激痛を引き起こす動作たりえない。結ばない限りは受けにも同じ力で跳ね返す動作がごく自然に生じるからである。前方に向けた目付には、その視野の端に、受けの腕の下面から取りの他指の先端が見える。
2012年
6月
06日
水
*側頸に結ぶ時の置き換えが動作の核心、小さく素早く、次の踏み替えを意識して。
*「合氣道の理解方法」の「入り身:漆膠の身とは」参照。 6/8追記
*互いに結び受けは取りと一体と成っている→単独動作で残心=正立または右(左)自然体。受けは地に結びここで狭義の技。「合氣道の理解方法」の「開祖が示唆されるもの…」参照。
2012年
6月
03日
日
*表は目付が裏と同じで側頸を開けるから受けの姿は残心の後も視野に入らない。
*転換・昇氣の一瞬は陰の魄氣であり、受けに接するのみで腰・躯幹・肘をぶつけない。踏み替えて入り身・魄氣の陽のもと魂氣を陽の陽で受けの側頸から背部へ接するまでは圧倒できない。また、受けに対して取りの軸を寄せかけるほどに魄氣の結びは弛み魂氣の陽は振るえない。
*陽の陰で外巡り・相半身外入り身で受けの腋の下で額を手背に結ぶと、魂氣は陰の陰。転換により受けの体側に密着=魄氣の結び
*母指で降氣・他指で後ろに地を這わせて正立・残心
*小さな動作にこそ大きな意味あり:外巡り/内巡り
*股割りで陰の陰から陽の陰へ左右に地を這わして上体を地に結んで行く動作にも意味がある。
*陰の陰から陽の陰で外巡り入り身運動・母指先の地の方向、対側は内巡り・陽の陽で受けの躯幹前面を昇氣(受けの手は取りの腕を掴んだまま昇氣で側頸から背部へ)
*残心は狭義の陽のまま腋を閉めて体側に密着