2012年
4月
29日
日
*単独動作では魂氣と魄氣が丹田に結び合氣=禊
相対動作では取りの魂氣と受けの魂氣が結び、それが受けの魄氣に結び、終に取りの魄氣に結ぶと残心・合氣=武技
*技ありきでは残心の欠如つまり合氣の欠如となる
*合氣の姿勢は残心に尽きる、剣の素振りと組太刀の正面打ちや突き:広義の陽・陰で送り足・半身の正眼の構え。この間魄氣は陽・陰(残心)ここに技が成り立つ。
2012年
4月
25日
水
*剣・杖素振り⇄魂氣は呼吸法・魄氣の陰陽は舟漕ぎ運動⇄単独基本動作(入り身運動/入り身転換/回転前後)
*単独基本動作⇄相対基本動作(片手取り入り身/入り身転換/諸手取り呼吸法・内外入り身転換/一教運動表裏/突きまたは後ろ取りの結び)⇄残心=技 今日の稽古は主に単独基本動作←相対基本動作つまり単独基本動作の意味と稽古上の意義について。
2012年
4月
22日
日
*受けの魂氣と結び、更に受けの魄氣(項)に結ぶには270度の回転が望ましい。
*入り身転換もしくは回転の時、額に結んだ陰の陰の魂氣(二教の手)を維持して項に結ぶ。よくおこる魂氣の三要素の不備から魄氣の不備・相対動作の結びの不備に至る合氣の不成立の経緯とは、回転と共に陰の陰が解けて手首が伸展する・額から離れて肘も腋も開く(意味なく腕が天に伸びる)・その結果膝も腰も伸びる・回転が滞る(潜ろうとするが既に直立)・潜るためには体軸を撓らせ反らせて通ることとなる。取りが倒れ易い姿勢をとってしまう。
*回転の終末で初めて体軸を直立し上肢を受けの項に向けて伸展させる。間を置いて丹田に結ぶ。舟漕ぎ運動の魂氣(ホー・イェイ)であるから肘は伸展。
*単独呼吸法の降氣・回外・吸気と共に陽の陰の動作
*受けの手首を上から陰の陽で結び巡ろうとせず(上から小指球で押し下げる動作)、母指の反りに沿って受けの手首の内側で陰の陽に結べば即ち巡る・二教
*いつもの稽古開始前武器基本動作で一、三の太刀は上段受け流し正面打ちのみ、二、四の太刀は下段受け流し突きを交互に。元来、形や順番に核心は無い。入り身、上段受け流し、下段受け流しを徒手、魂氣と魄氣、の単独/相対基本動作に理合とともに移行させて体得する。
2012年
4月
18日
水
2012年
4月
15日
日
*受けの側頸に取りの片側の魂氣(陽の陰)のみが当たると、受けの背側を腰部まで降氣としての圧力を及ぼせない。対側の上肢が既に陰の陽で受けの背部と側頸に結んでおり、そこから受けの底に向かって取りの陽の陰の魂氣を重ねて(取りの魂氣の結び)取り自身の丹田に結ぶ(取りの魂氣と魄氣の結び)。互いの魄氣も交わり合氣により受けは残心の後方の足下に螺旋で滑り落ちる。
2012年
4月
11日
水
*舟漕ぎ運動は魄氣の陰陽と魂氣の陰陽(陰の陽、陰の陰、陽の陰の三通り)
2012年
4月
08日
日
*徒手 片手取り/交差取り/入り身運動/入り身転換/残心などの姿勢に通底する基本
*交差取りなら一教裏となる
*交差取りなら小手返し/入り身投げとなる
2012年
4月
04日
水
*片手取り入り身運動で丹田に陰の陽で結んだままの残心は魄氣の結びを得られていない。
*片手取り外巡りから陰の陰で入り身運動:指導演武のみ
*単独基本動作の入り身転換はこの相対基本動作を抽出したもの。
*上記の丹田への陰の陽の結びでは体の変更、呼吸法、呼吸投げ、隅落としに進む。
降氣の形からは四方投げや呼吸投げ、外巡りからは呼吸投げ、二教など。いずれも指導演武のみ。
2012年
4月
01日
日
*陰の陽で上段に進める。これを曖昧にすると陽の陽での結びが産まれない。正面打ちの一教、入り身投げ表の要訣はここにある。
*相半身逆半身を問わず取りが決定して動作を始める点でことごとく先手である。受けが動く寸前でまず勝っていることの本質である。