2014年
8月
31日
日
2014年
8月
27日
水
*手首の使い方が肝要:屈曲弛緩・伸展緊張、四方投げの持ち方は二教に通じる。鳥船右半身(イェイ・イェイ)の魂氣の動作による。脇の開閉では手首の伸展緊張を維持する。腰を曲げると脇は閉まらない。伸展緊張した手首は屈曲しない、上肢の広義の陰であるから、閉める脇の同側の足腰を軸とする陰の魄氣へ転換すると、魂氣は受けの手首とともに丹田に結ぶ想いが動作できる。
*一度に受けの母指球と小指球を手背側から掴もうとすれば、取りの母指は屈曲し何れをも包むことができないし、取りの手掌が受けの手背に合わさって掌は開いてしまう。受けの小指球を取りの掌と共に包むことが、単に中に入るだけでなく、取り込むことであり究極の結びである。魂氣を与える動作から、受けの魂氣も共に取り込む動作へ。
*側頸の結びには目付の転換を伴い、そこを開くことが動作に含まれる。二教での側頸の結び然り。姿勢、形の必然は軸を正す正立に由る。つまり魂氣が結ぶ足腰(魄氣)の確立である。魄氣三要素の想いと動作である。
2014年
8月
20日
水
*ホーで吸気とともに呼気に巡る。吸うほどに呼気相へと移行する=陰の陽のまま丹田に巡り結ぶとき同側の足を前方に置き換え(入身)・内股にして軸とする際に目付は真っ先に転換・腰は陰の魄氣で転換し、対側の足先と陽の陽で差し出す指先の向きを合わせるところで一瞬静止する。技では必ず魂氣の陰陽で巡り発して基本動作の連なりが必須であり、魄氣の三要素は置き換え、踏み替えの軸足の交代と送り足に尽きる。
2014年
8月
17日
日
*与えた魂氣を陽の陽で結ぶとその母指先と同側の母趾先は揃って進み相半身内入り身(画像①〜②参照)
*呼気相にて陰の陽で振り降りるから受けの手がそこに無ければ陰の陽の昇氣で側頸へ結ぶ。
*額に振りかぶって陰の陽で自身の顔を拭き降りるように側頸に結ぶと転換して目付けは更に剣線に沿い、前の足先を踏んで軸とし、後方の足で入り身と共に魂氣は側頸から陽の陽で吸気と共に伸展する。上肢の撓側は受けの側頸に当たり・送り足で上肢は母指先の反りに向かって体側に巡るから・受けの体軸に魂氣がひびくことを想い残心。
2014年
8月
06日
水
*固めでは受けの手首を肘で二教に絞めることよりも、降氣の形で母指が側頸に結ぶと呼吸法で受けの上肢と結ぶことになる。さらに丹田においても受けの上肢が結ぶことによる密着感が必要。結局受けの上肢が肘と手首で屈曲すると取りの上体との間に隙間が無くなり、二教の形に繋がる。取りの両腕の用い方は重要。
*受けの手に触れないなら、または受けの手拳を小指球から包めないなら、そのまま両手は外巡りで受けの側頸へ入り身と共に結んで行く。
*突いた受けの手を取れるか取るかはわからない。丹田との間に手があれば陰の陽で巡ったときに取らざるを得ないが、取っていると受けの対側の魂氣が返し突きとなるから即座に外巡りで受けの真中を打つ・受けの手は取りの対側の手(陽の陽で受けの側胸に発しており陰の陽で巡って)で下から小指球を包んで外巡り。いずれにしても両手で外巡り。杖巡り・直突き・杖巡りの連続素振りに近似。
*呼吸法以外の動作はない。
*呼吸法(降氣)で地に結ぶと受け身に繋がる、つまり呼吸投げ。
*魂氣は陰から陽に発するときに働く。掌の魂氣の玉(たましい)が受けに与えられる。氣が響くという想い。従って、手に繋がった受けを、すでに伸展した陽の状態で肩を中心に上肢を振るっても受けに響くものはない。受けの手が離れるだけ。
*呼吸法は呼吸と共に氣結びを成す。魂氣を受けの体軸に及ぼすことが肝心(昇氣の画像①②③参照)。
*呼吸法(降氣)で一旦地に巡ったとき、受けの手が地に結べば前受け身をとって投げに至る。地から外巡りで魂氣を陰の陽で包んだ形のまま後ろに掃いたとき、受けの手がまだ着いていたら一教、三教、十字投げに取りかえすなど、両手で氣の巡りの動作を続ける。
*離れたときは響かない(伝わらない)、離れないときは響いていない(伝わっていない)
2014年
8月
03日
日
*入身転換・前方の足を置き換えて逆半身外入り身の間は魂氣が丹田に結んでいる。外巡りは丹田から発する。片手取り体の変更は受けを取りの前方に放つから、逆半身外入身に繋がらない。
*俯せの受けの上肢は手首と肘で屈曲して初めて取りの上体と肘に密着する。