2012年
3月
25日
日
*相対動作では回転が速いばかりでは意味が無い。当然魂氣の結びの保たれることが必要。それには取りの軸が回転にともない受けの軸に接近して行くことと、丹田に結んだ魂氣を上肢全体で感じ取りながら魄氣の陰をも正しく動作し続けることが要求される。
*反復と降氣に合わせそれぞれの魂氣を回外して母指先を順次地に降氣で結ぶ
後ろ取り氣結びの後置き換え・踏み替え/前方回転、 突き入り身転換氣結び
2012年
3月
18日
日
*四級/参級/弐級昇級審査:魂氣の陰陽・巡り・結び。魄氣の陰陽・入り身・転換・踏み替え・回転・軸の確立・目付・爪先の向きのこだわり。
*掴み技:陽で出して・取らせるときは陰に巡って、体内を更に巡って側頸に結ぶ/側頸を素通りして頰・額に結ぶ。
*他の取りを見なければ、自らの動作を見つめることができない。受けを注視して動作すると取りは自らを体感できない。軸の確立を助ける目付のこだわり。
*受けに恵まれて取りが充実する。腰に結び置く陰の魂氣同様受けの役割は取りを育む根本であるから、受けが活きていないと取りは生かされない。陰の魂氣が徹底しないと陽への巡りも残心も欠落する。残心と追い突き、残心と受け流し。魄氣の陰陽、静と動。魂氣の陰陽の巡り。
*弐級審査の突き結び/後ろ取り結びは、満を持して種々の技が展開されるその瞬間を目にするような出来でした。両手取り天地投げの外巡り入り身運動に誘導される天の昇氣・前に立たない動作。片手取り四方投げの魂氣に連なる魄氣の回転の安定。それぞれ万全でした。
*参級/四級も基本動作の弛みは既に無く、合氣道の動きの核心は老若男女に普遍的であることを確信できる結果でした。結びを成して自由なる呼吸力。
*こだわりの部分、理由、こだわりの段階:個々人の素養、年齢、体格、体験、体得の違い。
2012年
3月
14日
水
*受け身と目付について「合氣道の特徴」に詳述
2012年
3月
11日
日
*例えば降氣回外の魂氣三要素:陽・広義の陰・巡り(狭義の陽から陰=回外)・結び・陽の陰・陰の陽に巡って地に結ぶ
*呼吸投げは、回外して陰の陰で母指先を正面に向け魄氣の結びのまま地に結ぶ。
*“右手をば陽にあらわし左手は陰に返して相手導け”
*後ろ回転での魂氣は相対動作で活きる。諸手取り後ろ回転反復に展開を。
**以上弐級審査の要点
*受けの杖を含めた間合いの分、後手として入り身・転換ではなく転換・入り身/転換・踏み替え等で間合いを詰める。杖取りと徒手に魂氣と魄氣の要素の違いは無い。魄氣の結びは魂氣の巡りと共に。間合いを詰めるには後手を引いてから置き換え/踏み替え。
以下指導演武のみ:両手取り天地投げ、後ろ両手取り後ろ回転天地投げ/前方回転天地投げ、胸取り二教:転換・後ろ回転で裏、内転換表
2012年
3月
07日
水
*表は転換から内入り身転換と前方回転の違いを、裏は外入り身転換・置き換え・踏み替えと後方回転の違いを知る。
新会員2名体験稽古3名:初心者では禊、単独呼吸法、合氣体操、相対基本動作の順で30分以内に終えるよう配慮したがそれ以上の時間を要した。単独基本動作については以後の相対動作のなかで取り上げて指導。その過程で受け身と技に触れた。
2012年
3月
04日
日
*魂氣は降氣の形から側頸・額に陰の陰で巡って二教の手を面前に示して、四方投げの持ち方で自身の手背を額に結んでから前方回転。魂氣の結び無くして回転の動作なし。
*「合氣道の特徴」に3/3掲載の「単独基本動作の回転」を参考に。相対基本動作への展開は魂氣の三要素の変化を楽しみながら動作することが肝要。
*片手取り回転投げが洩れました。降氣の形から陰の陰で額に結び正面当てを払わせ相半身入り身転換置き換えとともに魂氣を額から初めて降氣で脱力し、直ぐ矢筈に開いて受けの手首をすくい取りながら天に差し上げ、降氣に合わせて額に振りかぶっていた対側の手をすぐに振り下ろして受けの側頸に結ぶと、それを中心として対側の天に差し上げた受けの手を半径として大きく前方に押し出す。以後受けは前方に回転して放出される。