〝日本の武の根元は愛であります。世の中はすべて愛によって、形づくられているのであります〟(p47)
〝武がなければ国は滅びる。すなわち武は愛を守る生命だからであり、科学の活動の根元なのです〟(p100)
〝天地の間に立って、人はこの愛を紐として世に造化の道にいそしむのであります〟(p48)
〝天地の和合を素直に受けたたとえ、これが天の浮橋であります。片寄りがない分です〟(p69)
〝合気は禊である〟(p150)〝稽古は禊である〟(p93)
〝合気は禊から始める〟(p145)
〝最初は天の浮橋に立たされてというところから始めなければなりません〟(p99)
〝この合気道において禊をし、精神の立て直しをするのです〟(p50)
魄気と魂氣が結んで体軸の確立は〝吾勝〟、非軸足と同側の手(〝魂の比礼振り〟)が自在に働き〝正勝〟。
入り身一足の体軸移動とそれに与る両手の巡りは〝勝速日〟〝左右一つに業の実を生み出します〟(p70)。
〝正勝、吾勝、勝速日とは武産合気ということ〟です(p65)。
正勝、吾勝、勝速日という言葉の思いはp20、動作はp69〜p70にあり。
言葉と思いと動作の三位一体で初めて武が生まれる。
〝合気道とは、人をこさえる道、心身鍛錬の道であります。人をなぐったり、邪剣をふりまわして人を殺す道ではありません〟(p31)。〝武は科学せる業である〟(p79)。 2023/1/1