2021年

4月

18日

日曜稽古 後ろ半回転で体の変更は交差取りで腰仙部に魂氣を結ぶ

  • 禊:天の浮橋に立たされて天地の気に気結びする/鳥船左右左
  • 坐技単独呼吸法:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で天地に気の巡り
  • 合気体操
  • 単独基本動作:入り身運動(陰の陰、振り込み突き、横面打ち、下段受け流し、上段受け流し)、一教運動表、下段に魂氣を与え入り身転換(内巡り)、入り身転換から体の変更、後ろ半回転で体の変更、前方回転(半回転連続/一回転)、後方回転
  • 相対基本動作:片手取りに(内巡り)入り身転換・体の変更/後ろ半回転で体の変更
  • 交差取りに外巡り後ろ半回転で体の変更//外巡り入り身転換・体の変更
  • 交差取り後ろ半回転で体の変更・軸足側の魂氣は昇氣で側頸に結ぶ。その場で入り身転換・呼吸法(背・異名側の胸で漆膠の身)

 *その場入り身転換はその場で180度の内転換。

元来、外転換は非軸足を外側真横に半歩置き換えて軸足とし、対側の足先を剣線に対し直角に置き換え半身を転換した陰の魄気の姿勢。

 その場入り身転換は入り身をせず非軸足をその場で内股に踏み換えて軸足とし、対側の足先を135度外に回旋して置換えて非軸足とする半身を転換して180度向きを変える。体の変更は180度向を変えるが半身は元のままで転換しない。

 *交差取りでは魂氣を外巡りして同側の足を内股で半歩入って軸足とする際、単独では安定するが、相対では前後に窮屈な上、受けの引き寄せが過度になる嫌いがある。そこで非軸足を一歩後ろに置き換えて体の変更を試みるなら、一層受けの後ろへ離れることになる。そればかりか対側の足を一歩後ろに置き換えるだけの隙間にゆとりが無くなり、受けの胸と取りの背に結びが生まれない。

  • 諸手取りに外転換で降氣の形に回外で、同名側の手に二教入り身/その場で180度の内転換で魂氣は地を指して大きく円を描くと母指先の反りが異名側の手に沿って結ぶと二教、入り身。
  • 諸手取りに外転換と同時に上丹田で二教の手で結び同名側の手の小指球を包み一歩入り身転換で振り下ろすと三教
  • 諸手取りに小手返し/鏡返し
  • 諸手取りの同名側の手に母指球を被せて母指先を下丹田に巡らせ内転換で四方投げの持ち方で上丹田に振りかぶって前方回転して陽で差し出す、四方投げ表/外転換で同名側の手に陽の陽で気結びのもとに対側の手でその同名側の手を四方投げの持ち方で上丹田に結び、前方回転と同時に陽で差し出すと、受けの手を十字に重ねたまま四方投げ表。

2021年

4月

14日

水曜稽古 下段受け流しで二教入り身

  • 禊:天の浮橋に立たされて天地の気に気結びする/鳥船左右左
  • 坐技単独呼吸法:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で天地に気の巡り
  • 合気体操
  • 単独基本動作:入り身運動(陰の陰、振り込み突き、横面打ち、下段受け流し、上段受け流し)、一教運動表、下段に魂氣を与え(内巡り)外入り身転換、入り身転換から体の変更、後ろ半回転で体の変更、前方半回転繰り返し/一回転、後ろ回転
  • 相対基本動作坐技:諸手取りに、降氣の形から同名側の手首を巡って陽の陽で母指先から虚空へ魂氣を発する/両手の間で母指先を天に向けてから同名側の手に母指球を密着して母指先の反りの方向へ魂氣を陽の陰で巡らせ、下丹田にて陽の陽へ返し、異名側の手首に再度母指球を密着させて母指先の反りの方向へ魂氣を発しながら再度陽の陰に巡って母指先は地を指す。
  • 立ち技相対基本動作:諸手取り外転換で上丹田に二教の手で結び前方回転、呼吸法。
  • 諸手取りに降氣の形で上肢を畳んで軸とし、相半身入り身で回外した母指先を同名側の尺側に結んで二教・伸展して入り身投げ。下段受け流し近似。
  • 諸手取りに内転換の陽の陽で軸足側として陽の陰に巡って相半身入り身で異名側の尺側に母指球を着けて二教・入り身投げ。
  • 二人取りには一方の足に軸足を決めて剣線を軽く外して、軸足側の陰の魂氣を降氣の形に畳んで母指先は側頸に向ける。対側の手は相対的に陽の陽で同名側の手に結ぶ、入り身転換。
  • 二人取りに入り身転換を反復しながら順次畳んで回外・地に結ぶと呼吸投げの連続。
  • 二人取りに入り身転換・軸足側の魂氣を上丹田に結び、前方回転呼吸法で二教入り身投げ、他方は同名側の手に陽の陽から陽の陰で被せて二教で入り身投げ。互いの手を互いの側頸に結んで入り身・残心で技が生まれる。

 *二人のうちどちらの側面に入り身するかは自ずと決まる。どちらの受けにとってもこの方向しかない。しかも、取りの魂氣三要素が相対的に動作されて技が産まれてしまう。合気道の妙味が感得される、稽古の愉しさがここにある。

  • 坐技交差取り二教、下段に与えて陰に畳んで陽の陽で結ぶと陽から陰に巡る際、肘は弛緩屈曲ではなく、鳥船のホー・イェイで陽の魂氣が母指先の地を指すことで巡る術理による。上肢を縮めるのではなく、魂氣を掻き取る動作。

2021年

4月

11日

日曜稽古 内転換は逆半身外入り身に向けた魂氣の外巡り

  • 禊:天の浮橋に立って天地の氣に氣結びする。呼吸と共に左右の手で魂氣を合わせ、下丹田で魄氣に結ぶ。
  • 鳥船:左右左
  • 坐技単独呼吸法:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で天地に気の巡り
  • 合気体操
  • 単独基本動作:入り身運動(陰の陰、振り込み突き、横面打ち、下段受け流し、上段受け流し)、一教運動表、入り身転換・体の変更、後ろ半回転で体の変更、前方回転(半回転連続/一回転)、後方回転
  •  相対基本動作坐技呼吸法:片手取りに母指先の内巡りで腋を閉じて天を指して小手返しの手で母指先は側頸を指してから母子先の反りに合わせて外側の虚空へ発し、円を描いて巡ると脇を閉じる/片手取りに母指先で側頸を指してから回外して腋をさらに固めると、受けの手首屈側に手背を結んで吸気にてはじめて掌を開いて上肢を緊張伸展し、魂氣の珠を受けの顔に発し、呼気で小手返しの手(陰の陽)で腋を閉じると地に結ぶ。
  • 坐技両手取り呼吸法:両手刀で中段に与えて受けが両手で抑えに掛かるとき呼気で前傾し、腋を閉じて密着した両肘が臍下丹田で体幹軸に与ると、止まらずに上体を起こして母指先が自身の側頸を指す間は手刀に軽さを得る。軸足を作って非軸足の膝を軽く外に置き換える。魂氣は陽で伸展することはない。
  • 坐技両手取り呼吸法:鳥船のホーで下段に両手を与え、地を指す母指は内側・天と内に巡って降氣の形で脇と肘を畳んで母指先が側頸を指す。一方は母子先から魂氣を外へ発して円を描いて小手返しの手で地に結ぶ。他方は回外して母指先は受けの手首屈側の下で腋から真中へ掌を開いて発する。
  • 坐技両手取り呼吸法/四方投げ:一方の手を降氣の形から脇を開いて上丹田に陰の陰(二教の手)で結ぶ。対側の手は四方投げの持ち方で振りかぶり、目付は受けを追って巡ると四方投げ/半身半立ち片手取りで四方投げの持ち方のほうを使わず、受けの真中を見上げて上体を対側に傾斜し、振りかぶった直後に上体を振り子運動で反対側に傾斜して受けを見上げると呼吸投げ。
  • 片手取り入り身転換・体の変更・受けが回っておれば陽の陽で呼吸法表三角へ、体の変更で受けが静止しておれば陽の陽で前方へ放つ。
  • 横面打ちに相半身振り込み突きで受けの異名側の手に払わせて、内転換・外巡りで受けの手刀を外へ払い、前の足を踏んで軸足交代で、一歩進める横面打ちにて受けの同名側頸部を包み(転進)、入り身転換・体の変更・その場入り身転換(後ろ回転)で入り身投げ裏。
  • 坐技交差取り四教表裏

2021年

4月

08日

『合気神髄』に学ぶ合氣道の核心部分 p105

 

 五体の左は武の基礎となり、右は宇宙の受ける気結びの現われる土台となる。

 

左手は魂氣を陽で発して左足は非軸足で自在に置き換え、踏み換えることができる。すなわち左の手足は相対動作の働きを担う一方、右手は天から魂氣を受けて丹田に結ぶ陰の魂氣であり、右足は地から魄氣を受けて軸足となる。丹田で右手の陰の魂氣と右足の魄気が気結びし、右の手足腰によって体軸が確立する。

 

 

 この左、右の気結びがはじめ成就すれば、後は自由自在に出来るようになる。

 

 この左右の非軸足と軸足側のそれぞれの手足が協働して体軸が確立すると、後は軸足交代が連続することで自由自在に体捌きが出来るようになる。

 

 

 すべて左を武の土台根底とし、自在の境地に入れば、神変なる身の軽さを得る。

 

 つまり、左手で円を書いて相手に氣結びし、自身の丹田に巡って左足を軸足に交代すると体軸は左手足側に移る。右手は体幹軸から解脱し、右足は魄気の結びが解けて地を離れ、右手足の結びも解けて不思議に軽くなるのがわかる。左右の軸足交代が反復されるたびに、体軸から解かれた手足を自在に動作することができる。

 

 

 右は左によって主力を生みだされる。また左が盾となって、右の技のなす土台となる。これは自然の法則である。この原則を腹において、臨機応変、自在に動くことが必要である。

 

 左手足への体軸移動によって右手は体幹を離れて魂氣を発し、右足は非軸足となって自在に置き換えることができる。また、左手が鎬をつくって相手の手に結び、陰の魂氣で体軸に与ると、右手が魂氣を発して技を生み出すことができる。これは自然の法則である。この原則によって軸足交代を左右臨機応変に行い、体軸から解かれた方の手足を自在に動作させることが必要である。

 

 

 

左はすべて、無量無限の気を生みだすことができる。右は受ける気結びの作用であるからすべて気を握ることができる。

 

 例えば左手は広く空間に魂氣を発し、巡らせて結ぶことができ、同時に左足先は四方に置き換え、踏み換えることができる。右は天地の気に気結びして体軸に取り込む事ができる。

 

 

 すなわち、魂の比礼振りが起これば、左手ですべての活殺を握り、右手で止めをさすことができるのである。

 

 すなわち、ここで軸足交代によって体軸が移動するなら左手は相手に結んだまま体軸に与って、右手は体軸から解かれる瞬間身の軽さを得て、所謂魂の比礼振りが起こる。そのまま陽の魂氣を右手から虚空に発することが出来る。つまり、受けの重さと取りの魄氣は左手足で体軸に閉じ込め、右手足は自在に魂氣と魄氣の働くところとなる。

 

 

追記

技の形を憶えるだけではなく、技を掛けようとするのではなく、

 禊、鳥船、

 坐技単独呼吸法:降氣、回外、昇氣、一気、、入り身運動、

         振り子運動、両手で天地に氣の巡り

 単独基本動作:入り身運動、一教運動表裏、前方半回転連続/

        一回転、後方回転、入り身転換・体の変更

 相対基本動作:片手取り入り身・転換・体の変更、

        後ろ半回転で体の変更、

 坐技呼吸法、坐技一教表裏

 

これらを基本として、呼吸と共に行う緻密な全身動作から技が生まれることを体感し、互いに心身の健康が維持されることこそ合氣道の妙味である。

                                                                                   2021/4/8

2021年

4月

07日

水曜稽古 魂の比礼振りではない気結びもある

  • 禊:天の浮橋に立って天地の氣に氣結びする。呼吸と共に左右の手で魂氣を合わせ、下丹田で魄氣に結ぶ。
  • 鳥船:左右左
  • 坐技単独呼吸法:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で天地に気の巡り
  • 合気体操
  • 単独基本動作:入り身運動(陰の陰、振り込み突き、横面打ち、下段受け流し、上段受け流し)、一教運動表、前方回転(半回転連続/一回転)、後方回転、入り身転換・体の変更、後ろ半回転で体の変更
  • 相対基本動作:片手取り入り身転換・体の変更/後ろ半回転で体の変更
  • 陰の魄気に非軸足側の魂氣を下丹田に置き、受けの逆半身襟取りに合わせて外転換で魂氣は下丹田から外巡り、上体を入り身転換するとともに魂氣を受けの異名側の腕の上で取りの側頸に結んで非軸足先をその場で軸足に踏み、交代した後ろの非軸足で逆半身外入り身に合わせて魂氣を側頸から陽の陽で受けの同名側頸部に発して残心、昇氣呼吸法。
  • 受けの襟取りに合わせて外入り身転換から体の変更で同名側の手で振り込み突きを払わせて受けの腋に入り身転換、下丹田の手を受けの手の下から包み、払われた手を手刀で正面に振り下ろすと受けの上腕伸側を包んで下丹田に結ぶ、三教裏。
  • 受けの襟取りに合わせて相半身で振り込み突きから内転換、陰の魄気の非軸足を外に踏み換えて軸とし、突きで払わせた手は襟に連なる受けの手首を下から包み受けの腋に外から頭頂を踏み入れて転換すると、四方投げ。
  • 受けの襟取りに合わせて相半身で振り込み突きから内転換(陰の魄氣:陽の魄気や四股立ちは禁)、突きで払わせた手は襟に連なる受けの小指球を上から四方投げの持ち方で包み、対側の手は下から受けの手首を矢筈で包み後ろ回転で左右の手首の屈伸を逆転して、入り身転換で向き直ると二教裏。
  • 受けの襟取りに合わせて外転換で杖巡りの二段突き・体の変更で受けの手を上下から包んで非軸足の膝を地に着けて軸足交代から正座して二教固め表。
  • 正面打ち入り身投げ表:魂の比例振りで、陰の魂氣を与えて陽の気結び
  • 坐技両手取り:魂氣を包んで下段に与えて降氣の形に畳んで一方は陽の陽、他方は回外して陽の陰/手刀(母指先は天、他指は前方を指す)で中段に与えて取らせると同時に前傾で陰の魂氣として体軸に預け、止まらず上体を起こすと母指先は側頸、他指は天を指す。取りの魂氣は陰で受けの手に結んでいる。気持ちで振り子運動・吸気で入り身運動、呼吸法。

2021年

4月

04日

日曜稽古 正面打ち外転換は正面打ち素振り連続の基本から

  • :天の浮橋に立たされて天地の気に気結びする/鳥船左右左
  • 坐技単独呼吸法:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で天地に気の巡り
  • 合気体操
  • 単独基本動作:入り身運動(陰の陰、振り込み突き、横面打ち、下段受け流し、上段受け流し)、一教運動表、下段に魂氣を与え入り身転換(内巡り)、入り身転換から体の変更、後ろ半回転で体の変更、前方回転(半回転連続/一回転)、後方回転
  • 相対基本動作坐技両手を手刀で中段に与えて呼吸法:受けが取る瞬間には体軸が迎えに行って腋を閉じて陰の魂氣で結び体軸に与る。手刀の母指先からは常時天に魂氣を発しているが腋は閉じたままの陰の魂氣であり、ここを陽で発しようとすればたちまち受けの魄力が取りの手首に戻ってくる。体軸を直立に起こすことで陰の魂氣が受けとともに体軸の一部となって(受けの体軸が起きる)、母指先の魂氣は天から側頸を指し、体軸に結ぶ陰の魂氣が盤石となったところで一方の膝に体軸を置けば(開祖の〝心の持ちよう〟)非軸足側を軽く外に振る。
  • 坐技正面打ち一教運動表:膝を開いて閉じて両手で天地に気の巡り、表。/膝を閉じて鎬を作り、開いた両手で天地に気の巡り、裏。天は陽で腋を開き、地は腋を閉じて掌を水平に。
  •  同時正面打ちに非軸足を外に開いて対側の手で受けの手刀遠位の手首を払って包み、下丹田を巡ってその場入り身転換で取りの手刀の小さな外巡りから受けの手首近位を四方投げの持ち方で把持し、すぐに振りかぶると同時に非軸愛を一歩後ろに置き換えて体の変更で両手を頂丹田で巡らせて前方に放つと、四方投げ。
  • 肩取りを軸足側として対側の足を前方に半歩進めて軸足交代で入り身転換と同時に非軸足側となった手を上段に正面打ち、受けは同名側の手で正面を守って抑えに掛かるから取りは手刀をそのまま陽の陰で上丹田に結んで入り身転換反復で体軸に与る。止まらず体の変更で軸足交代と同時に非軸足側となった陽の陰の魂氣を同側の膝と共に地に結び呼吸投げ
  • 体の変更で軸足交代したときは非軸足を外に開いて四方投げ、入り身転換・後ろ回転で小手返し。また呼吸投げに至らなければ地に指した魂氣は後ろへ地を掃いて円を書き、受けの異名側の手に上から巻きつけ、対側の手は受けの顔面に正面当てから取りの肩にある手の小指球を包んで二教裏。
  • 互いの手刀が触れない状態でそれぞれの魂氣が巡ると最大限の働きが生まれる。接触せずに動作が成り立つ例である。腰投げ、隅落とし裏、突き入り身投げなどに見られる。

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