2014年
6月
29日
日
*受けの手背から二教に取ろう、掴もうとすると、手に余ったり滑らしたりする。陽の陰に巡らすときは矢筈を作り母指と示指の間を大きく開き、残りの指間もそれぞれ十分開いてから受けの小指球を手背側から包み込むように陰の陽で結ぶ。包む前には大きく拡げる。
2014年
6月
22日
日
*入身転換で魂氣が陰の陰で結んでも、鳥船の陰の魄氣との違いを知ること。一側の魂氣のみ受けの上腕と伴に丹田で結ぶ。他側は手首の屈側を上から握って外側に伸ばす。
2014年
6月
18日
水
*両手で氣の巡り、表は陽の陽で内入り身、裏は陽の陰で外入り身。
*入身転換は陰の魄氣、体の変更は陽の魄氣。片手取りは、取らせた手を丹田に巡らせなければ外入り身の隙間ができない。交差取りは上肢全体に背と腰を着けて転換し、手首だけは弛緩屈曲して陰の陽で掬う手(小手返しの手)の形を意識する。何を意識するかで動作のつくる形と体軸に結ぶ高さが決まる(仙骨、前なら臍下丹田が上肢の密着を伴う高さ)。曖昧な想いでは手背が背に着くだけで肘が曲がり脇が空き、手足腰の一致であるべき軸足は成立しない。
*表は転換・入身、裏は入り身転換反復。表は外して詰める、入身の軸足はその場で踏むだけ。裏は詰めて外す。入身転換の反復では前の足を135度内に踏み替えて次の軸足をつくる。軸が確立しなければ陽の陽の母指と同側の母趾先は一致しない。従って残心のための最終の軸足も確立しない。取りの体軸が受けの手前に固定したまま上肢がすでに伸展すると、魂氣を受けの側頸に与えられないため、肩で無意識に受けを押そうとして、ますます両足が突っ張り体軸は固定するばかりである。
*交差取りでは、入り身転換で後ろの魂氣を陽の陽で前に差し出す必要は無い。与えた手を腰に巡らせると同時に後ろの魂氣を丹田に巡らせて、そのまま昇氣で一気に側頸へ結ぶ。それにより前方の足先を後方へ置き換えて軸足の交代が可能となる。次に今や前の足の方から踏み替えて入り身転換反復。
*正面打ち一教裏(外入り身転換)に近似、横面打ち後手は内入り身転換。いずれも両手で氣の巡りであるから受けの横面打ちには陰の陽(降氣の形)で当たるだけであり、陽の陰で受け止めたり抑えに掛かっては巡りが留まり、呼吸法は成り立たない。つまり、呼吸投げには至らない。
*半歩外に置き換え外巡りに肘を落として回内し一旦降氣の形(陰の陽で母指先は自身の頸部を指す))で転換を為し、母指先から陽の陽で横面打ち外入り身・転換にて丹田に振り降りると呼吸投げ……画像参照。
*受けが投げに至らなければ、取りの地に結んだ魂氣は地から離れないから、地に沿って取りの対側の膝まで巡り受け止めて二教固め。
2014年
6月
15日
日
*裏は体の変更反復で受けの背側で小手返し、表は体の変更から転換で受けの腹側で小手返し。
*並ぶとは、抑えに掛かった受けの手と同側の足が軸に成らず、肩を取った手と同側の受けの足が軸のまま体が取りに接した状態。取りの与えた手の対側は受けから離れており取りの正面を守りながら肩の手を二教に包む。対側の手は受けの抑えを残し丹田から外巡りで陽の陰に巡って、受けの手首を四方投げの持ち方で陰の陽から陰の陰で絞る……画像参照。
2014年
6月
11日
水
*入身転換は陰の魄氣、体の変更は陽の魄氣。
*言葉の定義に頓着せず、想うことを忘れた動作は呼吸法たり得ない。受けに効果を与えるには少なくとも自己の回路における開閉は厳密に行われるべきである。そのための稽古である。
*転換では、前にある足をその場で踏むと軸足になり、後ろの足を入身へと置き換える。入身転換では前の足先は剣線に沿っているから135度内方へ踏み替えて軸とし、後ろの足をその場で同角度外方へ踏み替えて足先だけを地に置くが、同側の魂氣を側頸から陽の陽で足先方向に発すると共に踏んで軸とし、今や後方の足は送り足で前の踵に接して残心。(壱級昇級審査を控え、敢えて詳述した)
*肘は脇の方に退(ひ)かない。呼気でイェイと弛緩屈曲して真下に落とし・手首を拳の先まで一直線に固定して(手関節は曲がらないよう意識的に緊張伸展する)先端が受けの前腕屈側・下面に接すると吸気のイェイで前方(受けの真中)に緊張伸展して母指先から発する。
2014年
6月
08日
日
2014年
6月
04日
水
2014年
6月
01日
日
*入身投げで受けの側頸に取りの魂氣を響かせる二法:①陽の陽の昇氣から側頸で陽の陰に巡って結ぶ。②降氣の形で回外し母指先から発して陽の陰で側頸に当て、母指先の反りに合わせて、いずれも陰の陰で受けの背に沿わす。