2016年

3月

27日

天神町道場稽古 陰の魄氣の軸足から膝で地に結んで座る

  • 組杖10
  • 杖取り相半身、逆半身、三教
  • 禊(天地の結び、鳥船・振り魂、気の巡り)鳥船の魄氣の陰で軸足に連ねて直立した上体の軸は、魄氣の陽で前に差し出した上肢に釣られて前傾することは理に合わない。入り身の残心で上体が前後に揺り戻され、陽で発せられるべき魂氣が前後に揺れるからである。
  • 単独呼吸法坐技:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で氣の巡り
  • 合氣体操
  • 単独基本動作:入り身運動(陰の陰、突き、横面打ち、下段受け流し)、入り身転換・反復、一教運動表裏、前方/後方回転
  • 相対基本動作坐技:片手取り呼吸法3本
  • 坐技両手取り呼吸法二本
  • 相対基本動作:片手取り陰の陰で入り身運動/内巡り入り身転換
  • 片手取り入り身転換昇氣で踏み換えて呼吸法裏/外転換昇氣で入り身と同時に陽の陽で発して呼吸法表
  • 交差取り外転換・降氣の形で後ろ回転・半立ちで陰の陽の魂氣(小手返しの手)を地に結ぶ:後ろ回転終末の陰の魄氣の軸足から膝で地に結んで座ると一教裏近似の呼吸法
  • 諸手取り外転換・降氣の形で反復入り身転換の軸足を後ろ回転の軸足とする。後ろ回転終末の陰の魄氣の軸足から膝で地に結んで座り(半立ちで)対側の陰の陽の魂氣(小手返しの手)を地に結ぶと同時にそれと同側の膝も地に着けて固め:諸手取り一教裏近似の呼吸法。母指先が側頸に向かうことで互いの魂氣を取りの体軸に結び、受けの体軸も取りに密着する。互いの魄氣の結びから後ろ回転。
  • 片手取り外転換で外巡り・肘を落として回内・横面打ち入り身転換の軸足を膝から落として地に着け、魂氣は陰の陽(小手返しの手)で共に真下の地に結んで呼吸投げ(画像①②)。
  • 片手取り外転換外巡りから横面打ち入り身転換呼吸投げで真下の地に結び、受けが静止しておれば(画像①の6コマ目)、対側の膝も地に着けて同側の魂氣を陰の陽でその膝内側に置き、取らせた手は陰の陽のまま地を掃いて対側の手掌に運び、受けの手背を包んでそのまま膝内側に固定し、地を掃いた手は陰の陰に巡って受けの手首を上から包んで受けの前腕を両膝で挟んで締めると二教固め。
  • 片手取り外転換・外巡りで二教の手にして同側頸部に結び対側の手で二教に取り、取らせた手を陰の陽で外して入り身転換で側頸の前で小指球を手背から包み、回外して母指球を突き出せば三教裏。
  • 胸取りに相半身振込突きで内転換から陰の魄氣の軸足側の手を降氣の形で矢筈に開き、対側の手を受けの手背の上から四方投げの持ち方で小指球を包み、後ろ回転とともに脇の開閉を逆転し、振り向いて両脇を締めると二教裏。
  • 上段に陰の陽で与えて受けの手刀に陽の陽で結び同側の足先を母指先に揃えて置き換え、軸として半身を転換し、逆半身陰の魄氣で対側の手を降氣の形で矢筈に開き、内入り身とともに両手で氣の巡りで一教表。足先は受けの後方の足に向ける。

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2016年

3月

23日

幸町道場稽古 外転換で詰めて徒手の鎬で振りかぶる・二教の手

  • 禊(天地の結び、鳥船・振り魂、気の巡り)
  • 単独呼吸法坐技:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で氣の巡り
  • 合氣体操
  • 単独基本動作:入り身運動(陰の陰、突き、横面打ち)、入り身転換・反復、前/後方回転、一教運動表/裏、
  • 相対基本動作坐技:下段に与えて片手取り降氣の形から陽の陽で呼吸法
  • 坐技片手取り呼吸法

 以下は見学・体験稽古の方々へ。

  • 魂氣:呼吸に伴う上肢の動作。陰陽(広義と狭義)、巡り、結びの三要素。右手が陽なら左手は陰(広義と狭義の陰陽が組み合わされる)
  • 魄氣:足・腰・体軸の動作。陰陽、入り身、転換・回転の三要素。
  • 自然本体、左右自然体(半身)、

  *禊:自然本体と上肢の運動による魂氣と魄氣の丹田での結び。

  *鳥船:魄氣の陰陽と魂氣の陰陽の動作による氣結び

  *単独基本動作入り身転換:魄氣の陰陽・入り身・転換と魂氣の陰陽

  • 体の変更:相対基本動作の片手取り入り身転換で受けに取らせた手を丹田に結ぶ。魄氣は陰であるから同側の後ろの足が軸で前は爪先が地に触れるのみ。前の足を後方に置き換えて陽の魄氣で丹田から魂氣を陽の陽で差し出すと受けは前方へ離れて向き直る。半身を入れ替えて対側の手を与えて左右繰り返す。

  *動作の基本は直立二足歩行。つまり軸足の交代。軸足は一本である。ところで、二本の足が一本の軸足となるのは残心。または、軸足がなく、左右対称に体軸を支えるのが自然本体で、いずれも静止の基本である。鳥船や体の変更の陽の魄氣は動作そのものであり、速やかに陰の魄氣や残心に連なって静止する。それに伴って魂氣も三要素で連動し、自身の丹田や体軸に結んで静止する。

  • 前回り/後ろ回り受け身の基本は、半身で両手を円に結び、体軸・丹田の延長で地に降ろして剣線の直ぐ内側(前の足の内側)で円輪を足先方向に作る。両膝は弛緩屈曲するが陽の魄氣とする。則ち重心は前足寄りで円輪の接地点を意識する。後方の足は次第に伸展し、円輪が回りはじめると重心(接地点)は前方にずれる。そのとき目付けと頭部は剣線の内側45度に外し、後方の足は地を蹴るようにして離れると円輪は体軸と一致して剣線上を前進し、前の軸足内側を通過するとき地からの結びは前の足を離れて円輪に移る。円輪の前半分の上肢と肩、対側の腰・大腿外側をその延長として全体が輪になって地を転がる。その間伸展した後方の足を膝で弛緩屈曲して輪の一部となる思いを持ち。前方に目付けを戻せば、両手は円輪に繋がったまま初動の半身で半立ちから左/右自然体に正立できる。本日は前受け身のみ。

 

 弐級昇級審査

 手・足・腰・目付け(体軸)の一致は呼吸法の根幹である。つまり、魂氣と魄氣のそれぞれ三要素の言葉と思いをことごとく動作で現すことこそ合氣そのものであり、呼吸に合わせてこれを行うから呼吸法と言う。相対基本動作から坐技、立ち技の呼吸法への展開は緻密さにおいて抜群の評価であった。今後中学3年間で基本技を愉しく修得できるという道筋がついたわけで、それに錬成会、研鑽会への参加という両輪で邁進していただきたい。

*片手取り四方投げ:陰の魄氣で与えた陰の陽の魂氣は外転換で詰めて徒手の鎬で振りかぶる画像①)。降氣の形から回外して脇を開く、つまり二教の手画像②)。

*片手取り入り身転換では、左右交互に動作するうち自然本体で与えてしまい、魂氣が陽のまま魄氣の陽で一歩進めて、そのまま軸足が受けの前に作られる傾向が一般によく見られる。その都度陰の魄氣で与えることが要訣であり、基本動作を連ねる際も省いてはならない軸足の確立である(画像③)。

*一教運動の軸足は剣線を外し剣線に戻る、側頸の開放は目付けと上体の入り身運動による、など、自然に表れており、考えずに速やかに動作できることこそ三位一体の取り組みによる当然の成果である。

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2016年

3月

20日

天神町道場稽古 脇を閉じて開く、三本

  • 組杖10より八双返し打ち
  • 杖直突き・杖巡り
  • 杖取り呼吸投げ二本
  • 禊(天地の結び、鳥船・振り魂、気の巡り)
  • 単独呼吸法:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で氣の巡り(動画
  • 合氣体操
  • 単独基本動作:入身運動(陰の陰、振込突き、横面打ち)、入り身転換・反復、前/後方回転、一教運動表裏(合氣体操腰投げの運動から動画
  • 正面打ち一教表:両手で氣の巡りを同側の足腰に合わせる。半身を転じて“くの字”で入る。魄氣の陰で陰の陽の魂氣を上段に与え、正面を守る受けの手刀に触れると陽の陽に発して受けの魂氣に結ぶと、同側の足先は拳一つに相当する分拇趾先を母指先方向に進めて軸とし、対側の足を軸足の甲に被せて半身を転換する。このとき同側の手を畳んで側頸の高さに狭義の陰の矢筈で置き、足先を受けの後方の足元へ進めるとともに陽の陰で発し、受けの手刀の上腕伸側を包み陰の陽で丹田へ巡る(両手で氣の巡り)。初動で与えた魂氣は陽の陽から陰の陽で体側に巡り手首は受けの手首の上に接しており、陰の陰に巡ると上から手首の屈側を包む。魄氣は陽から残心で受けの脇に密着して座る。
  • 正面打ち一教裏:与える魂氣の対側を腰仙部に結び同側の足腰を軸とする魄氣の陰で半身を作り、上段に陰の陽で魂氣を与えようとするが、受けは既に正面で手刀を振りかぶって剣線を取っている。取りはその剣線の内側に前の足先を外して軸とし、足先は受けの真中に向けている。魂氣は陰の陰で額から側頭に結び、対側の魂氣と魄氣は後ろから返し突きで逆半身入り身転換。初動で与えた魂氣は陽の陽から陰の陽で体側に巡り手首は受けの手首の上に接しており、陰の陰に巡ると上から手首の屈側を包む。陰の魄氣の後方の足を軸として前の足先を後方へ置き換えて後ろ回転して座る。以上は正面打ち一教運動表裏相対動作という語句で表現できる。
  • 正面打ち入り身投げ二本:①正面打ちに異名側の手を同時に横面打ち入り身転換とし、同名側の手は直突きから魂氣を後ろに巡り、反復入り身転換でそれを陽の陰で受けの側頸に発し、先の横面打ち入り身転換の手は受けの同名側の前頸三角を包んでおり、其れを覆うように両手を重ねて受けの側頸に結ぶ。②横面打ち入り身転換で初動から腰の後ろに陰で結んでいた魂氣を前方に陽の陽で差し出し、同側の足先とともに後ろへ回して陰としてから踏み換え(後方回転)再度反復入り身転換で陽の陰の魂氣を受けの側頸に発する。
  • 諸手取り呼吸法:外転換降氣の形から脇を開いて母指先を側頸に結び、前の足先を軸として逆半身外入り身で魂氣を陽の陽で発して残心。前腕橈側を受けの同名側の頸部に結ぶ。残心で体側まで巡ると受けの側頸から体軸を経て受けの軀幹の底に響く。

 *降氣の形は脇と肘を完全に閉じて陰とするから腕に受けの力を感じない。脇を開いたとき前の足を踏んで軸足とし、母指先が側頸に結ぶから受けの重さは取りの体軸にかかり、取らせた腕には及ばない。以上は単独呼吸法昇氣を相対動作で。

  • 胸取り内転換から後ろ回転した後に振り向くと二教裏:広義の陽の両手で氣の巡りは一教、広義の陰の両手で氣の巡りは胸取り二教裏。一方の脇を開くと、他方は閉じる(画像は外転換から後ろ回転)。
  • 横面打ち内転換四方投げ表:四方投げの持ち方で手背を額に結び目付けを維持して(上体を正立して)振りかぶり、前方回転の軸足を作る。

 *目付けが地に向かうと四方投げの持ち方をした取りの手は前方回転の間に頭頂から後頭へとすり抜ける。受けの手は畳まれない。則ち陽で伸展し受けの手も伸展して取りの技は生まれない。

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2016年

3月

16日

幸町道場稽古 手・足・腰・目付けの連動と母指(趾)先の方向

  • 禊(天地の結び、鳥船・振り魂、気の巡り)
  • 単独呼吸法坐技:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で氣の巡り
  • 合氣体操
  • 単独基本動作:入り身運動(陰の陰、突き、横面打ち、下段受け流し)、入り身転換・反復、前/後方回転、一教運動表/裏
  • 相対基本動作坐技:上段に与えて両手で氣の巡り
  • 坐技正面打ち一教運動裏
  • 坐技片手取り外転換外巡り二教裏
  • 正面打ち三教表
  • 相対基本動作:片手取り入り身転換/体の変更
  • 片手取り呼吸法裏
  • 相対基本動作:交差取り入り身転換
  • 諸手取り外転換降氣の形から回外呼吸投げ
  • 諸手取り外転換降氣の形から陽の陽で呼吸投げ
  • 胸取り外転換四方投げ
  • 横面打ち内転換四方投げ

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2016年

3月

13日

平成27年度合氣道説明会(高槻市 愛仁会総合健康センター)

 合氣道は開祖植芝盛平翁(明治16年〜昭和44年)が日本古来の伝統武術を究め、さらに厳しい精神的修行を経て創始した現代武道です。

 

 他の武道に比べて際立った違いは、規則や試合で勝ち負けを評価するのではなく、互いをより良く活かす修練をすることを目的としています。

 

 合気道は力を競って技をかけるものではなく、単に技の形を作ることが目的でもありません。剣/杖術に由来する足腰の動作や目付けから、正しい姿勢を維持して真に健康を増進させることができます。したがって、かけ声だけの和合に止まって不本意な怪我や憤懣がつきまとうということもありません。

 

 また、合気道の本質は呼吸の緩急に伴う動作と姿勢に尽きます。古来、心のたましいは天に昇り魂と呼ばれ、体のたましいは地に降りて魄と呼ばれてきました。天地の間には氣が満たされあらゆるものが氣によって成り立っているという想いがあります。呼吸とともに天から上肢に魂氣を、地から足腰に魄氣を受けて臍下丹田(下腹)に氣結びし、さらに相手とも結んだ後、自然体によって技が産まれるのです。

 

 このような想いに裏打ちされた動作ですから、息んで・力んで固まってしまって苦しむということはなく、だからといって単に想うだけで技が出来上がるわけでもありません。緻密で隙のない術理を、愉しく稽古して達成感が得られ、気分を一新して疲労よりも元気を得ることができます。

 

 このような特徴は広く知られるところとなり、現在国内2400カ所に道場・団体があり、世界130カ国に広がっています。

 

 当教室では毎週水曜日の午後7時から、準備体操や基本動作を含めて1時間半の稽古を行い、年間を通して(公財)合気会審査要項に則り昇級昇段審査を実施しています。

 

 本日はこれら合氣に関する用語とその意味、そして対応する一つ一つの動作を実際に示し、日頃の稽古風景を時間の許す限り紹介いたします。

 

 

 

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2016年

3月

13日

天神町道場稽古 外入り身転換・置き換え・踏み換えは後ろ回転

  • 剣素振り入り身:正面打ち、横面打ち、上段受け流し正面打ち、下段受け流し突き
  • 剣合わせ:正面打ちに上段返し打ち、突きに下段返し突き
  • 単独呼吸法坐技:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で氣の巡り
  • 合氣体操
  • 単独基本動作:前/後方回転、一教運動表/裏

 *一教運動表を相対動作のつもりで

 *両手で氣の巡りを行うが、くの字で入身運動による軸足の交代(半身の交代)に合わせるとき、陰の陰の降氣の形で上肢を畳み矢筈で母指示指間を開く。同側の足の剣線への置き換えに合わせて陽の陰で発する。対側は始めに陰の陽で上段に与えて陽の陽・陰の陽へと巡っている。

  • 相対基本動作坐技:上段に与えて両手で氣の巡り/陰陽の巡りで正面当て
  • 相対基本動作坐技:上段に与えて一教表/裏
  • 坐技正面打ち二教表/裏:陽から陰に巡って矢筈で開いて母指球を包む。
  • 坐技正面打ち三教表/裏:上体の入身運動で小指球を包み、正立で母指球を突き出す。
  • 坐技交差取り四教表:陰の陽で手首を包み真中に寄せて示指球をつぼに嵌める。
  • 交差取り外入り身転換対側の手を昇氣で側頸に結んで置き換え・踏み換えから陽の陽で発して呼吸法
  • 諸手取り外転換降氣の形から回外して降氣で伸展と共に反復入り身転換して外巡り陽の陰で二教         
  • 諸手取り外転換で額に結び前方回転で降氣呼吸法

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2016年

3月

09日

幸町道場稽古 外転換・上体の入身で回内・魄氣の入り身で回外

  • 禊(天地の結び、鳥船・振り魂、気の巡り)
  • 単独呼吸法坐技:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で氣の巡り
  • 合氣体操
  • 単独基本動作:入り身運動(陰の陰、突き、横面打ち、下段受け流し)、入り身転換・反復、前/後方回転、一教運動表/裏

 *一教運動表は足先の方向に気を持つこと。

  • 相対基本動作坐技:下段に与えて片手取り降氣の形から陽の陽で呼吸法
  • 坐技諸手取り呼吸法:上肢を畳んで側頸の高さで母指先から反りの方向へ陽の陽
  • 坐技諸手取り上肢を畳んだ降氣の形から外巡り・陽の陰で受けの手首の上から内側面に母指先の反りを沿わせて進め陰の陽に巡って、母指先を地に向けたまま他指は丹田を指す。
  • 坐技交差取り降氣の形から陽の陽で一教運動。
  • 坐技上段に与えて陽の陽に発して陽の陰に巡って正面当て。
  • 片手取り入り身/外巡り入り身:前者は取りの脇の下、後者は受けの脇の下に取りの足腰を運ぶ。後者は一教運動表の魄氣で逆半身外入り身から相半身外入り身へ。
  • 片手取り外転換外巡り・前の足を踏んで軸として外入り身と同時に魂氣と膝を地に着けて隅落とし。
  • 片手取り外巡り一教運動表の魄氣でくの字に進めて入身運動・魂氣は陰の陰の入身運動近似で隅落とし。
  • 正面打ち入り身投げ表:上段に与えて逆半身外入り身・一教運動表の魄氣で相半身外入り身に進め、魂氣は陽の陽で受けの側頸に接して陽の陰に巡る。それに先立ち逆半身外入り身のとき一教運動裏の陽の陰の手で受けの側頸を包んでいる。その上から対側の陽の陰の前腕橈側を被せる。

 *相半身外入り身の足先が受けの後方(異名側)の足に接する。足先を外すと魄氣は結ばない。一教表、隅落とし、四方投げ、天地投げの魄氣も同じ。

  • 片手取り四方投げ表:外転換で魂氣は降氣の形から回外して(二教の手で)額に結び、対側の手は額の前の受けの手首を四方投げの持ち方で取り、前方回転して正面打ち近似で受けの項に結び、丹田に巡って残心。
  • 片手取り四方投げ裏:下段に与えた手を降氣の形から回外して(二教の手で)額に結びつつ四方投げの持ち方で受けの手首を取り手背を額に着け、開いた受けの脇の下で前方の足を内股に進めて軸とする後方回転の後、正面打ち近似で受けの項に結び、丹田に巡って残心。
  • 坐技片手取りを四教で取り返す:外巡りで肘を落として入身運動とともに陰の陽で受けの手首を包み、体軸を戻すと同時に母指球を突き出す陽の陰で四教(画像①②立ち技)。
  • 両手取りに四教で取り返し天地の結び:外転換で外巡りから肘を落として母指球を受けの手首に着け、上体の入身運動で回内して側頸の高さで受けの手首を包み、前の足を踏んで軸とし外入り身で回外しつつ母指球を受けの側頸へ突き出す。対側の手は相対的に陽の陽となっており、陽の陰に巡って受けの手首を取りの丹田で取り返し、結果受けの両手を天地に分けて四教で取り返す。丹田から地に結べば呼吸投げ。

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2016年

3月

02日

幸町道場稽古 呼吸法の交差取りと後ろ両手取りでの違い

  • 禊(天地の結び、鳥船・振り魂、気の巡り)
  • 単独呼吸法坐技:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で氣の巡り
  • 合氣体操
  • 単独基本動作:入り身運動(陰の陰、突き、横面打ち、下段受け流し)、入り身転換・反復、前/後方回転、一教運動表/裏、
  • 相対基本動作:片手取り入り身転換・体の変更/片手取り外転換内巡り
  • 相対基本動作:片手取り外転換外巡り/交差取り相半身外入り身転換
  • 交差取り相半身外入り身転換呼吸法
  • 後ろ両手取り天地に結んで前方回転呼吸法/後方回転呼吸法

 *上段に与えて始まる後ろ両手取り呼吸法は、与えた手を取らせたまま入り身転換で額から側頸に結んで前/後方回転。

 片手取りで丹田からの昇氣に比べ、額からの降氣と言えるが陰の陽で側頸に結ぶところは同じである。そこから陽の陽で発して受けの同名側の頸部に前腕撓側を接し、受けの体軸に響いた魂氣は受けの魄氣に結び底を抜いて取りの体側に巡ると残心である。

  それに比べて、下段に与えて始まる交差取りは、腰の後ろに結んで相半身外入り身転換とし、取らさずに丹田へ巡った対側の手(陰の陽の魂氣)が昇氣で側頸に結び、陽の陽で発する呼吸法である。

 

 *交差取りは取らさない手を昇氣で陽の陽、後ろ両手取りは先に取らせた手を額から陰の陽で側頸に降氣としてから陽の陽で発する。

 技のそれぞれの名称にはそれぞれの氣の想いがあるから動作の微妙な違いが特定される。氣の想いがなければ動作はただ受けを倒すことになるだけでいいのであろう。どこかで窮屈だったり、引っ張られたり、軸足が無いために宙ぶらりんの体軸の周りで手足がふらつく。だから特別固く緊張させる。残心とするべき時に体軸が揺れたりすると、武道らしくないかな?と自問することになろう。フェイントで両手を垂らしてゆらゆらさせるのが格闘技として意味があっても、氣の思いと動作から見て如何か。

  • 両手取り天地投げ:魄氣は一教運動表、魂氣は外巡りで地、対側は狭義の陽から相対的に広義の陽で昇氣となり、天(画像)。
  • 坐技諸手取り降氣の形で入身運動から陽の陽で呼吸法、起きるところを外巡りで横面打ち入身運動/外巡りで陽の陰から二教

 *諸手取りは陽の陰で取らすからそのまま外巡りはできない。降氣の形から回外しつつ外巡り。

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