2011年

11月

30日

幸町道場稽古 側頸の結びまたは回外における母指の役割

  • 禊:舟漕ぎ運動では魄氣の陰陽が上体の姿勢(背筋・陰における胸の張り・陽の際の半身)を定め、魂氣の陰陽を左右する。陽の際に肩と腰が浮き上がったり前にのめることは無い。腰が入り後ろの足が伸展するのみ。陰では前の足が伸展し後ろは十分屈曲して軸足とし、体重を全て支える。前方の足先は地に接するのみ。
  • 単独呼吸法:降氣、昇氣
  • 合氣体操:母指による軟部の指圧(上腹、悸肋、側腹、下腹)
  • 坐技両手取り呼吸法:右手をば陽にあらわし 左手は陰に返して相手導け  受けの腋を降氣の形をとることで開けさせ一側を回外で陰に返すと、母指は受けの腋を経て受けの中心に向かい陽の陰。
  • 諸手取り降氣呼吸投げ:降氣の形で転換・回外・肘を中心に振り子運動で振り下ろし同側の膝を着くと母指(魂氣)は体外(体側)を通り地に結び、起立とともに体側に巡る。
  • 諸手取り降氣呼吸投げ:降氣の形で転換・腋を開いて側頸に結ぶ・母指は胸部正中を経て丹田に降りて同側の膝を着きながら地に結び、起立と同時に体側に巡る。母指(魂氣)は結んだ受けとともに体内を降りるイメージ。
  • 諸手取り降氣の形で転換・側頸に結び額を経て逆半身内入り身転換・対側頸に至り降氣で丹田に結ぶ。母指(魂氣)は側頸からは体内を降りるイメージ、頰〜額では狭義の陰であり手背が接する。
  • 諸手取り転換回外降氣振り子運動踏み替え反復二教投げ:膝を着かず踏み替えの反復で転換を繰り返すうちに陽の陰に巡り、母指は受けの異名側の手首を乗り越え結んでその反りに沿って受けの真中を降りて取りの丹田に結ぶイメージ。
  • 突き後手相半身小手返し:正面を手刀で守り転換に際し相半身の場合・踏み替えて払い・対側手の横面打ちから小手返しの取り方で前方の足先を置き換えながら丹田に結び(この時対側手は陰の陽で腰の後ろに結ぶ)・更に前方の足先を置き換え・踏み替えで受けの手背に腰の手を陽の陰で当てる。
  • 片手取り入り身転換昇氣呼吸法:昇氣に際しては母指以外の丹田に接した指全体が躯幹前壁を昇り、側頸に達した時母指先から肩の後方へ陽の陽で上肢を伸ばす。取りの肘は受けの頸部正中にあり、前腕は受けの同名側の頸部に母指の反りによって結び、そこから魂氣は受けの中心に全て及ぶイメージ。上肢は取りの体側に巡って残心。
  • 片手取り外巡り回転投げ:丹田に陰の陽で巡ると陰の陰に返して母指先を外側方に転じ、二教の手で母指方向に腋を開き対側手の直突きの間に額を手背に接して相半身外入り身転換、額の手を下ろすと同時に同側の足を置き換え・対側の手を手刀で振りかぶり・受けの項に打ち降ろして側頸を母指以外の指で丹田に結び対側手は受けの手首を下から陽の陰で把持して差し上げ前方に一歩踏み出して放つ。
  • 胸取り外転換・後ろ回転二教(裏)
  • 胸取り直突き内転換後ろ回転二教(裏)
  • 坐技交差取り三教
  • 坐技四教:つぼを探って(目にえ見る部分ではないから目付は遠く前方へ)嵌めて握り絞る。狭義の陽から陰に巡る間で行う。振り子運動で重心を移し目付を前方に定め軸を正すと丹田に結ぶ。

 

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2011年

11月

27日

天神町道場稽古 呼吸法降氣

  • 単独呼吸法:降氣、回外他
  • 合氣体操
  • 単独基本動作:入り身運動は剣素振りにて。入り身転換3回(入り身転換・踏み替え二回)繰り返し、一教運動表裏、一教運動表①②/裏①②③
  • 相対基本動作:坐技正面打ち一教運動①表裏
  • 相対基本動作:立技一教運動①②表/①②裏(転換の陰の魄氣により受けの腋と側胸には異名側の腰が密着する、結び)
  • 正面打ち一教表裏:表は①で入り身②で受けの剣線に進み腋から側胸に異名側の腰が結ぶ、裏は相対基本動作に加え③置き換え④踏み替え後方の足から膝を着く

 *①と②を繋げる要素は陰に返した魂氣が丹田に近づくことであり、鳥舟のサー・イェイを相対動作として広げる稽古が肝要。

  • 相対基本動作:諸手取り呼吸法降氣内入り身転換

 *側頸から額に陰の陰で結び、入り身転換に伴って対側の側頸に進め、母指で降氣・丹田に結ぶ。

 *対側の側頸を経ず上肢が浮遊すると腰が引け魂氣の結びが解け呼吸法は不成立。魂氣は転換によって額を経て反対側の頸部に移り、そこから丹田まで親指で降りて体内を巡るイメージで、自ずと体軸は直立し目付は定まる。

  • 諸手取り呼吸投げ:諸手取り降氣の形から入り身転換・回外・降氣で母指を地に結ぶと同時に膝を着いて後方に巡り、直ぐ立ち上がって残心。
  • 諸手取り二教投げ(入り身投げ):諸手取り降氣の形から転換・回外、踏み替えと同時に母指を降氣で振り下ろし外巡りで陽の陰とし(上肢の振り子運動)、母指を受けの異名側の手首に陽の陰でむすびつつ再度踏み替え、取りの丹田に巡ると二教の成立。降氣で丹田に結び残心。

 *腰に結んでいる対側の陰の魂氣も陽の陰で振り子運動と同時に差し上げ受けの同名側の頸部に結び入り身投げ。

 

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2011年

11月

20日

天神町道場稽古 魄氣の陰陽の巡りは軸足の確立

  • 単独呼吸法
  • 合気体操
  • 単独基本動作:一教運動表裏、剣素振り、剣横面打ち入り身転換・体の変更
  • 相対基本動作:剣正面打ち入り身/入り身転換、徒手正面打ちに横面打ち入り身・入り身転換
  • 正面打ち小手返し:横面打ちで相打ち入り身転換・手足の動作を一致させる。

 *一つの技として一気に速く行うにはそれぞれの基本動作を早くすると基本が曖昧になるから基本動作の繋がりを速く行う。その都度交互に軸足を作ることと魂氣の巡りが肝要である。

  • 相対基本動作:正面打ち一教運動表/裏(①表裏、①②表裏)
  • 正面打ち一教表
  • 相対基本動作:突き相半身後手杖巡り転換
  • 突き相半身後手杖巡り転換四方投げ表/裏:後手であるから軸足は踏み込まずその場で作る。杖取りには一歩下がって杖巡り(取りの杖巡り・突き近似動作を徒手で一気に)。四方投げの持ち方で踏み替え・前方回転で四方投げ表/後方回転で四方投げ裏
  • 坐技/立技交差取り取らせず正面当て:坐技では振り子運動で重心移動、立ち技は相半身であるから前方の足先で剣線を外す。魂氣は降氣の形から回外・陽の陰の呼吸法そのまま。

 *剣突き下段で受け流し

 *動作を速くしようと力まず、陰に徹して巡るほどに速くなる。

 

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2011年

11月

16日

幸町道場稽古 取らせない呼吸法の魂氣の軌跡

  • 単独呼吸法
  • 合気体操
  • 単独基本動作:入り身転換連続、一教運動表裏他
  • 相対基本動作:片手取り入り身転換から置き換えで体の変更

 *一歩足を後方に置き換えて一旦陰の魄氣から陽の魄氣へ踏み出す

  • 片手取り転換で取らせず昇氣で呼吸法表
  • 片手取り入り身転換で取らせず昇氣で呼吸法裏

 *いずれも踏み替えのときの足先と陽の陽の魂氣の母指を揃える。それにより送り足とともに魂氣が陽から陰へ体側に結んで残心が成立。

足先と魂氣の母指が一致するから自ずと腰が魄氣の陽から残心へと進む。剣の素振りの魄氣に一致

  • 横面打ち後手に直突き・払われ逆半身横面打ちで入り身転換小手返し
  • 相対基本動作:正面打ち先手・一教運動表
  • 正面打ち一教表:正面打ち先手一教運動から取りによる丹田の結びと上体の直立が成立する前に受けの腋は、取りによる後方の足からの再度の入り身運動で取りの異名側の腰により塞がれる。魂氣は陰の陽で丹田に結び、対側手は陽の陰に巡って受けの手首を上から把持すると正面打ち一教表の結び。
  • 正面打ち相打ち・入り身転換:①前方回転の軸足と同時に直突きと対側手で横面打ち逆半身外入り身・転換は直突きの上肢を大きく後ろに廻して腰に陰の陽で結び、同側の足先を前、対側に軸を置く陰の魄氣。②相半身返し突き近似で同名側の手を受けの開いた腋下を通して外入り身転換・前方の足先を置き換える。③逆半身振込突き近似で内入り身転換④同名側の手で横面打ち逆半身外入り身転換
  • 正面打ち後手・一教運動裏
  • 坐技両手取り呼吸法:中段と下段における魂氣の三要素の比較

 

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2011年

11月

13日

天神町道場稽古 後ろ回転の反復

  • 杖:直突きの魂氣は丹田に陰の陽で結び他側は陽の陰(四教の手)。巡りは陰の陰で額に結び他側は広義の陽でも陰でもなく狭義の陽で杖を受けて、魄氣は舟漕ぎ運動で陰を十分に動作すること。横面打ちの陽の魄氣の前方の足を軸として後ろ突きと同時に陰の魄氣で前方の足先が剣線を跨いで軸足となり、振込突きで前方の足を払うイメージ。
  • 単独呼吸法
  • 合氣体操
  • 単独基本動作:入り身転換・踏み替えは3回連続を反復
  • 相対基本動作:片手取り入り身転換、交差取り入り身転換:受けの腕の外に爪先で剣線を外し腰に結ぶ。魄氣の陰の姿勢が肝要。魂氣は手首から肩まで陰で腋が閉まる。その上で手首は陰の陽で小手返しの手。不完全なら、肩が上がる、肘が曲がる、手首が曲がらない、腋が閉じない、腕全体が力む、受けの握りが取りの軸に伝わる、上肢の力みを瞬時に増して対抗する、巡り・結びの不成立。形がどうあれ所謂力技。違いを知って繰り返し稽古する。
  • 相対基本動作:後ろ肩取りで、受けが取りの肩を後ろから接触で、取りは踏み替え正面当て・受けの押さえに入り身転換で額に結び・それを丹田に降氣とともに足先を後ろに置き換え・踏み替えて同側の手は腰に巡らすと後ろ回転の成立。

 *置き換えを陽の魄氣で動作すると前傾となって魄氣の陰陽が途切れる。後方へは後ろへ踏み出すのではなく、陰のまま置き換えるから引続き踏み替えが可能で後ろ回転が成立する。

  • 後ろ肩取り後ろ回転一教裏:基本動作の後、一教運動裏で入り身転換・置き換え・踏み替えが続き後ろ回転の反復となる。

 *2010/11/10の稽古を参照:一教裏への魂氣を、昇氣から腋を閉めて降氣の形とするか、いきなり降氣の形にするか、いずれにしても一教運動裏の軸足を確立することが核心であり返し突き近似で陽の陰の魂氣を発するだけの間合いが確保されることに尽きる。陰の魂氣は付かず離れずを腋の開閉で自然に整える。

  • 諸手取り後ろ回転呼吸法:降氣の形と後ろ回転の反復・陰の陽で地に結んで固め
  • 坐技諸手取り三教裏:手首の関節を包むように三教で取る。母指球と小指球を挟むようには取れない。対側の手は手関節の一点を手刀で陽の陽にて受けの腋の高さで中心軸に向かって八双の構え近似で差し挙げる。受けの対側の手が地に着いた時、三教の手を丹田に降氣で結び氣の巡りで自身の上肢を三教の腕の形として腋を十分開ける。受けの肩を取りの両膝間に嵌め、他側の母指以外の指を揃えて受けの手背を小指球側から合わせ持ち替える。胸部に密着させて目付けを受けの頭部方向に移しながら上体は入り身運動。

 

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2011年

11月

09日

幸町道場稽古 外巡りと二教の手

  • 単独呼吸法:昇氣、坐技入り身運動(魂氣は陰の陰)他
  • 合気体操
  • 単独基本動作:入り身転換、後ろ回転、一教運動表/裏他
  • 相対基本動作:坐技片手取り呼吸法(昇氣と入り身運動)

 *側頸から陽の陽で母指方向に発するからやがて腋が閉じて上肢は取りの体側に着き残心。前腕や上腕で受けの胸部や顔などを押して倒そうとすれば陰に巡らない。呼吸法は吸気から呼気にかけて上肢が陽から陰に巡って然るべきで、その間に受けの同名側の外側頸三角から体の底に取りの前腕を通じて魂氣が伝わるイメージを結びとする。結んでしまうから魂氣は陰となって脱力して取り自身に結んだ状態で残心となる。

  • 相対基本動作:坐技交差取り二教表/裏(受け流しと振り子運動)
  • 相対基本動作:坐技片手取り外巡り二教(取りが外巡りから合気体操の二教運動の手で入り身運動)

 *座った膝の上で受けの手背を受け止めて二教の手はもう一度小さく陽の陰で巡って受けの手を地で二教に固める。腕を振り回さず、二教の手(腋を開いているが陰の陰)で腋を閉じつつ入り身運動とともに丹田に巡り結ぶ(陰の陰)

  • 相対基本動作:正面打ち一教運動表/裏
  • 相対基本動作:正面打ち一教運動連続動作表/裏
  • 肩取り正面打ち入り身転換から一教運動裏連続動作近似で後ろ回転・踏み替えて一教表。

 *一教運動表/裏は上肢も足腰も舟漕ぎ運動のイメージで。逆に舟漕ぎ運動は常に相対動作をイメージして。

 

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2011年

11月

06日

天神町道場稽古 魂氣の巡り

  • 禊:舟漕ぎ運動他
  • 単独呼吸法:坐技入り身運動、振り子運動他
  • 合氣体操
  • 単独基本動作:陰の陰で入り身運動、入り身転換、一教運動表/裏他
  • 相対基本動作:片手取り外巡り入り身運動、片手取り昇氣入り身運動、片手取り内巡り入り身転換、片手取り内巡り入り身転換・体の変更、
  • 片手取り呼吸法表
  • 相対基本動作:正面打ち一教運動表
  • 正面打ち一教運動表・入り身転換呼吸投げ
  • 相対基本動作:坐技交差取り下段に受け流して取らせず陽の陰で正面当て
  • 相対基本動作:坐技片手取り下段に受け流して氣の巡りで上から取る
  • 坐技交差取り下段に受け流して氣の巡りで上から舟漕ぎ運動の魂氣で二教表/裏

 *振り子運動で表は同側の膝に重心、裏は対側に重心を置き軸として後ろに膝を開く。坐技正面打ち呼吸法表/裏の魄氣と同じ。

 *両上肢にはそれなりに必ず役割を持たせる。特に陰の魂氣が重要。呼吸とともに陽の魂氣を表して受けとの結びの先駆けとなるか、あるいは陰のまま自身の魄氣に結び軸を正し続ける。前者では他側の上肢を陰に還して魄氣に上肢が結ばない状態を作らない。常に軸と目付を維持する。剣を持ち支えることが陰、打ち示すことが陽。剣を離しても狭義の陰陽は一層肝要である。徒手で合氣を動作できてその後に剣を持ってもそれを使えるようになるという思いは正反対である。徒手に習熟すれば剣や杖の間合いに広げて相対動作を行うのであって、単独基本動作はすでに剣の動作である。

 

 

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