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再掲 再考二人取り四方投げの術理

同名側の手を取って前方回転によってその手を畳んで受けの体軸に返し、取りの下丹田に結ぶか直下の地に結ぶことで受けが背中から地に落ちる技が生まれる。これを四方投げと呼ぶ。

 

異名側の手を取って同側の足を軸として後方回転でその手を畳んで受けの体軸に返すと同じく四方投げが成立する。外股の軸で回れば前方回転で、内股の軸なら後方回転となり、前方を表、後方を裏と呼ぶことにする。

 

 二人取りでは、一方を交差取り、他方を片手取りとして四方投げを打つ。したがって二人に対して表だけ、あるいは裏だけで同時に四方投げを打つことはできない わけである。つまり、一方に表または裏で上肢を畳む動作ができても、他方には腕を畳むことができず、伸展したまま捻じりを加えて倒そうとする結果になる。 痛みを与えることができても上肢を畳んで体勢を崩して体軸を横転させるまでには至らない。

 

  そこで、先述の術理に則して、一人は交差取り、他方は片手取りとし、交差取りの受けに対して前方回転で外股の軸足を作ることから始める。次に前方半回転と して内股で非軸足を少し前に置いて軸足交代すれば、片手取りの受けに対して後ろ回転の軸足を作ったことになる。さらに非軸足を軽く後ろに外股で置き換え、 後ろ半回転とする。その軸足に交代した外股の足は次の残りの前方半回転の軸足となる。そこで前にある内股の非軸足をさらに足先方向へ半歩前に置き換えると 前方半回転を繰り返した事になり、その場で入り身転換すると軸足が確立する。すなわち前方一回転が完了し、同時にそれは後ろ半回転に続く後方回転の完成と なる。

 

 ここで、後方回転とは、そもそも後ろ半回転の繰り返しではなく、後ろ半回転の次に軸足交代をその場で入り身転換とするのであって、非軸足は後ろに回さずにその場で外へ135度回して足先を地に置く。

 

 二人取り四方投げには表裏がなく、一方に表の軸足を作って動作が始まり、両者にそれぞれ表と裏に相当する動作を続けて同時に終わり、それぞれに表と裏の技が同時に生まれる。

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