*四級/参級/弐級昇級審査:魂氣の陰陽・巡り・結び。魄氣の陰陽・入り身・転換・踏み替え・回転・軸の確立・目付・爪先の向きのこだわり。
*掴み技:陽で出して・取らせるときは陰に巡って、体内を更に巡って側頸に結ぶ/側頸を素通りして頰・額に結ぶ。
*他の取りを見なければ、自らの動作を見つめることができない。受けを注視して動作すると取りは自らを体感できない。軸の確立を助ける目付のこだわり。
*受けに恵まれて取りが充実する。腰に結び置く陰の魂氣同様受けの役割は取りを育む根本であるから、受けが活きていないと取りは生かされない。陰の魂氣が徹底しないと陽への巡りも残心も欠落する。残心と追い突き、残心と受け流し。魄氣の陰陽、静と動。魂氣の陰陽の巡り。
*弐級審査の突き結び/後ろ取り結びは、満を持して種々の技が展開されるその瞬間を目にするような出来でした。両手取り天地投げの外巡り入り身運動に誘導される天の昇氣・前に立たない動作。片手取り四方投げの魂氣に連なる魄氣の回転の安定。それぞれ万全でした。
*参級/四級も基本動作の弛みは既に無く、合氣道の動きの核心は老若男女に普遍的であることを確信できる結果でした。結びを成して自由なる呼吸力。
*こだわりの部分、理由、こだわりの段階:個々人の素養、年齢、体格、体験、体得の違い。
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