*神氣館【 高槻市 天神町道場 】               Shinkikan aikido tenjinmachi-dojo (公財)合気会公認道場                                   Takatsuki-city Osaka JAPAN         大阪府合気道連盟加盟道場                                       開祖植芝盛平の言葉と思いを動作する basic techniques from words and thoughts of the Founder, Morihei Ueshiba        不動の軸足に陰の魂気:〝吾勝〟  非軸足と魂の比礼振り:〝正勝〟        〝この左、右の気結びがはじめ成就すれば、後は自由自在に出来るようになる〟:軸足交代         二つはこんで一と足すすむ・入り身一足と、体軸に与る両手の巡り:〝左右一つに勝速日、業の実を生む〟       〝正勝吾勝〟で剣素振り 合気の剣は〝勝速日〟 〝正勝、吾勝、勝速日とは武産合気ということであります〟                      「魄阿吽の理念力」のタイトルに 5. 正面打ち一教裏の術技 2025/5/16の稽古の記録に転載                       6. 攻防の点、線、面 2025/6/2                       7. 言葉と思いと動作の三位一体こそが術技である 2025/8/11                        「令和7年のおしらせ」に 8月の稽古予定変更                        稽古の記録 2010/8/15〜2025/8/10

2025年

7月

30日

水曜稽古の記録 体の開き・入り身と、転換でのそれぞれの目付けの違い

  • 合気体操
  • 禊:天の浮橋に立ち天地の気に気結びする/鳥船左右左/天地の気に気結びする/気の巡り
  • 坐技単独呼吸法:降気、回外、昇気、一気、入り身運動、振り子運動、両手で気の巡り表/裏
  • 坐技片手取りに内巡りで取らせて天から外へ円を描いて魂気の結び/天で陰の陰に巡って受けの真中へ陽の陰で発する、呼吸法。
  • 坐技両手取り手刀振りかぶり呼吸法/陰陽の巡りで呼吸法/正面打ち一教表裏。
  • 諸手取り外転換切り返しから腋を開いて魂気の母指を側頸に結び、畳んだままの肘を受けの中丹田に結んで上半身転換。正勝吾勝の反転で取りの魂気と魄気の結び(吾勝)それが受けの魂気と魄気に結ぶ。「崩し」と「つくり」まで。
  • 諸手取り陽の陰で取らせて手刀に返し、外転換振りかぶり呼吸法で腋を前胸部側にて閉じ、橈側外転・伸展した母指先が側頸を指すように肘を体幹から離脱させると尺側前腕と小指球(手刀部)は正勝として前方に発せられ、橈側と母指は吾勝で軸足と結び体軸が確立する。
  • 片手を手刀にして取らせて対側の手で手刀の上側から受けの手を取り手刀振りかぶり呼吸法で四方投げ表:手根の背屈で呼吸法が完了して受けは取りの背面を巡り、取りの振り下ろしで受けの魂氣は取りの頂丹田から下丹田まで降りて地に放たれる。
  • 片手を手刀にして取らせて対側の手で手刀の下側から受けの手を四方投げの持ち方で取り、手刀を陰の陽から陰の陰に巡って対側の手を潜らせ、再び手刀を作って手根の背屈で呼吸法が完了して受けは取りの背面を巡り、取りの振り下ろしで受けの魂氣は取りの頂丹田から下丹田まで降りて地に放たれる。四方投げ裏。
  • 突きに正中矢状面を外す切り返しの手捌き・足捌きで相半身外入り身。手は胸部側で腋を閉じて陰の陽で肘を畳み手根を掌屈・回外して母指先を前方に向け、受けの真中を外して陽の陰に発し、異名側の頸部を母指先の反りの方向に巡らすと受けは取りの腹側から後方へと落ちる、入り身投げ表。
  • 肩取り面打ち入り身投げ裏の足捌き:面打ちを受けが抑えにかかり、後ろ転換で魂気を陽の陰で上丹田に巡って、体の変更で陰の陰にて下丹田に結び受けの魂気と魄気を取りの前面に導き、即座に体の変更を反復して後ろ転換で魂気を天に発すると腋が開き、そこを受けが通って魂気・手を地に振り下ろすと入り身投げ(落とし)裏。

2025年

7月

27日

天神町道場稽古 剣先の巡りと固定

  • 禊:天の浮橋に立ち天地の気に気結びする/鳥船左右左
  • 鳥船のホーの直後の振り戻しでイェイと下丹田にて後ろの軸足・魄気と掌の魂気を結んで体軸・吾勝を成し、空虚になった掌と弛緩した手指は軽く後方に垂れて次の吸気で前方にホーと振り出す。それで再度空気つまり魂気を包んで振り戻しの繰り返し。
  • 坐技単独基本動作
  • 合気体操
  • 松竹梅の剣から:正面打ち振りかぶりに合わせて相半身外切り上げで八双の構え・右(左)半身で地に陰の陰で返して相(逆)半身内(外)切り上げ・燕返し。
  • 18の杖合わせ:11左半身追い突き、受けは一歩退いて左半身に体を変更、12杖尻を返して受けの杖先を抑え、13左半身で直突き、受け左半身のまま半歩下がり、14互いに右半身打ち、15後ろ突き、受け左半身にて直突き、16右足を剣線から半歩内に外転して外し、軸として左半身のまま振り込み突き、17八双返し、18面打ち
  • 演武合わせ

2025年

7月

23日

水曜稽古の記録 肩取り/直突きに体を開いてすれ違いの振り込み突き

  • 禊:天の浮橋に立ち天地の気に気結びする/鳥船左右左/天地の気に気結びする/気の巡り
  • 坐技単独呼吸法:降気、回外、昇気、一気、入り身運動、振り子運動、両手で気の巡り表/裏
  • 合気体操
  • 単独基本動作:振り込み突き、横面打ち、中段受け流しで入り身運動、横切りから下段受け流しで外転換、上段受け流し返し突きで一教運動裏、三角法で一教運動表、両手で手刀振りかぶり入り身運動、下段に与えて片手取り想定で入り身転換・体の変更、体の変更で3面に開き・後ろ転換、前方半回転連続/一回転、後方回転
  • 振り込み突きを左半身・右半身と勝速日からの連続動作の場合、腰仙部への振り戻しと対側魂氣の腰仙部からの解脱が同時に起こり、振り戻した魂気の腰仙部での魄気との結びと同時に同側の足先を外転して体軸を作り吾勝として半身の転換が生まれる。対側の解脱した魂氣に魂の比礼振りが起こり、同側の足とともに正勝で一歩進めて振り込み突き、連続。
  • 片手取り外転換昇気呼吸法/外巡りで上丹田に結んで受けの腋を開いて相半身外入り身転換・体の変更で左右の魂氣の天地を入れ替えて天の魂氣で受けの異名側頸部を四方投げの持ち方で下丹田に巡らして軸とし、対側の魂氣・手の矢筈で受けの異名側の手首を取り返して回転投げ。
  • 交差取りを剣素振り面打ちの正勝の手・足捌きで受けの真中の面に陽の陽で発し、足捌きは相半身外入り身一足で入り身投げ。両手で気の巡りなら相半身外入り身の一教投げ。
  • 交差取りを限界までの陽の陽で取らせて体を開くと同時に外巡りから陽の陰に発して逆半身外入り身・体の変更で受けを背面に落とす。
  • 諸手取り外転換昇気呼吸法/降氣(陰の陽で上肢を畳んで母指先を前方に回外して軸足交代で地に結ぶ呼吸投げ。
  • 胸取りに外転換で軸足側となる手で異名側の受けの肘を前方に押し出し、対側の非軸足側の手で取りの前方から肘頭を包んで取りの後方に掬い上げて魂氣は陰の陽で取りの側頸に結ぶと受けは四方投げの形で落ちる。
  • 肩取りに異名側の手で下から跳ね上げ同側の足を一歩開いて対側の手で弓を引く思いで同名側の手を直突きで払わせ、その手で受けの同名側の腋をさらに開く思いで陽の陽に開いた手を受けの腋直近の上腕に結んでさらに陽の陰に巡って受けの真中に当てるようにして入り身落とし表。
  • 横面打ち外転換入り身投げ
  • 正面打ち振りかぶりに同名側の魂氣で振り込み突き、振り戻しで一歩進めて逆半身外入り身で体を開いて魂氣はそのまま円を描いて天に掲げ、受けの頂丹田に振り降りると入り身投げ表。
  • 突きに魂氣を天地に分けて外入り身転換・体の変更とともに振り降りた魂氣が受けの手根に当たればその母指球を包んで後ろ半回転で小手返し
  • 肩取りに面打ちで受けがその手を抑えにかかり後ろ転換・体の変更・一歩後ろに開いて再度後ろ転換でその手を直上に掲げ、振り降りると入り身投げ裏

2025年

7月

20日

天神町道場稽古の記録 腋を閉じる動作では側胸と前胸を区別する

  • 禊:天の浮橋に立ち天地の気に気結びする/鳥船左右左
  • 鳥船のホーの直後の振り戻しでイェイと下丹田にて後ろの軸足・魄気と掌の魂気を結んで体軸・吾勝を成し、空虚になった掌と弛緩した手指は軽く後方に垂れて次の吸気で前方にホーと振り出す。それで再度空気つまり魂気を包んで振り戻しの繰り返し。
  • 松竹梅の剣から組み太刀:突きに体を開いて剣先は受けの真中を指し、受けは剣先を取りの真中へ向けて払う。取りは剣を持つ右手が小手返しの手で剣先を受けの手首の下面へ螺旋に切り込み、同時に右の非軸足を外転して中心軸を捻る直後に踏みつめて軸足に交代すると捻り戻しで後ろの非軸足が地を離れて前の足の踵から前方へ足先を内転して進み、右手は二教の手に巡って受けの真中を突く。右足を左足の踵に引きつけて勝速日を成せば取りから受けに向かう新たな剣線が生まれる。
  • 正面打ち振りかぶりに合わせて相半身で外切り上げ・地に切り返して相半身内切り上げ・入り身一足で切り返し。
  • 片手取りに、手刀で与えた手の上から対側の手で受けの手に被せるように取り、手刀を背屈して振りかぶり四方投げ表/与えた手の下から四方投げの持ち方で受けの手を取り、自身の手刀は外に巡って再度手刀を作り振りかぶると四方投げ裏
  • 坐技片手取り/両手取り手刀振りかぶり呼吸法:母指先を屈曲(手掌側に畳む)、手根を尺屈し、腋を開いて上肢は緊張伸展して吸気と共に下段に与え(手刀の与え方)、受けがその橈側手首を上から抑えるように取る。呼気相に入って取りは手首を小さく回内して、橈屈・母指の橈側外転・母指先の伸展で自身の中丹田を指す。ここまで腋は開いたままで手背と手指は背屈せず静止を保つことが肝要。吸気の一気で手根を背屈し、腋を前胸部で閉じて手掌は左右から自身の頬部を挟むように平行して母指先を自身の両側頸に向けると、肘は前胸部から離れて受けの前に微動する。この時点で取りの前腕尺側から小指球にかけては取りの頂丹田に向かって反り返り、手刀の振りかぶりが生まれる。受けの両母指先は取りの手首に沿って真下の地を指している。

2025年

7月

16日

水曜稽古の記録 交差取り相半身内入り身三角法の難点

  • 禊:天の浮橋に立ち天地の気に気結びする/鳥船左右左/天地の気に気結びする/気の巡り
  • 坐技単独呼吸法:降気、回外、昇気、一気、入り身運動、振り子運動、両手で気の巡り表/裏
  • 合気体操
  • 単独基本動作:振り込み突き、横面打ち、中段受け流しで入り身運動、下段受け流しで外転換、上段受け流し返し突きで一教運動裏、三角法で一教運動表、両手で手刀振りかぶり入り身運動、下段に与えて片手取り想定で入り身転換・体の変更、体の変更で3面に開き・後ろ転換、交差取り想定で外巡りして同側非軸足先は内転して腰仙部に手を置き体軸とする相半身後ろ転換から・体の変更・後ろ転換、前方半回転連続/一回転、後方回転
  • 相対基本動作:交差取りを剣素振り面打ち近似で正勝の足捌きに合わせて陽の陰から陰の陽に巡って陽の陽で上段に発して相半身外入り身面打ち。
  • 交差取り相半身外入り身一教運動で入り身投げ。
  • 交差取りから内へ巡って上丹田に結び、同側の足先を内転して相半身外入り身転換で対側の手を裏拳で今や後ろの受けの真中に撃つと受けは同名側の手で受けて掴むのが理合、両手は共に大上段から振り下りると呼吸投げ。
  • 諸手取りに陰の陽から陽の陽へ発して真中を打ち二教に巡る。
  • 諸手取りに外転換と同時に弛緩屈曲して降氣の形で畳み、同側の魄気と結んで体軸を成して自身の側頸に陰の陽で結べば、軸足交代による魂の比礼振りから入り身一足で陽の陽の魂気が円を描いて昇気呼吸法。
  • 胸取りに一歩開いて軸足とする相半身で同名側の手を振り込み突きで払わせ、受けの手に被せると同時に同側の足を軸足の踵に沿わせて巡り軸とする。同時に二教で持ち対側の手は振り込み突きで受けの異名側の手の下で真中を突き上げ、巡る手で受けの前腕を掬うように引きつけて二教裏。
  • 交差取りに内転換(受けの外に転換)で陰の陽から差し出して対側の手で真下から突き上げるように矢筈で受けの手首を四方投げの持ち方で取り返し体を開くと同時に離れた手で三教に取る。
  • 三教を体軸交代に合わせて陽の陽で円を描いて三教で返す/対側の手で異名側の手を三教に持ち、離れた手で受けの腋を下から抱え上げて後ろ転換で三教に返す。
  • 正面打ちを抑えて入り身投げに導く手背を異名側の手で取り返して後ろ転換で三教に返す/入り身投げで側頸に絡む上腕を同名側の手で下から抱えて後ろ転換で受けの背部に立ち、入り身投げに返す。

2025年

7月

13日

天神町道場稽古 合気剣の切り返しと四方投げ表の内転する足先は同じ

  • 禊:天の浮橋に立ち天地の気に気結びする/鳥船左右左
  • 鳥船で吸気の終末の振り戻しにイェイと下丹田に引きつけて、後ろの魄気・吾勝と掌の魂気を結んで体軸が生まれると、両掌が空虚になって下丹田から解脱し、後方へ振り戻しが続いて次の吸気で前方にホーと振り出す。それで再度空気・魂気を包んで振り戻しの繰り返し。
  • 合気体操
  • 合気剣切り返し面打ち:足捌きは正勝の非軸足が剣線の内側(取りの腹側・受けの背側)45度で踵を剣線から外す外転、つまり足先が剣線に対して45度を為す。手捌きは軸足側の左手・吾勝が柄尻を包んで上丹田に体軸を成して右手は柄を掌に受けて剣先を同側の非軸足先に揃える。そこで非軸足の踵を地につけて体軸移動を成せば、柄を受けた手は陰に巡って上から抑え、後ろの足は非軸足となって柄頭と同期し、前の踵を回って一歩前方に進めて足先は剣先に一致して受けの真中を指して踏み詰める。今や後ろの足は剣線との角度を変えずそのまま継ぎ足として勝速日、切り返し左半身面打ちが生まれる。
  • 組み太刀3から:切り返しの手捌きは、正勝の腋を閉じるのと吾勝の腋を開くのが同時で、しかも同時に足捌きは正勝の足先を45度で腰を落として軸に交代する。即座に後ろの非軸足先は軸足の踵を周り軸足先の前方へ内転して着地すると同時に再度両手の腋の開閉を逆にすると左半身切り返し面打ち。
  • 松竹梅の剣から組み太刀:直突きに体を開いて小手返しの手に巡り剣先で受けの手首の下面を螺旋に切り込むと同時に左半身切り返しの足捌きで二教の手に返すと真中を突き返す。
  • 片手取り四方投げ手捌き三法:手捌きを手刀振りかぶり、切り返しの魂気の巡り、手刀から巡って手刀へ、の三法で。
  • 四方投げ表と合気剣切り返しに通底する足捌きの前方半回転:軸足を45度にして対側の非軸足先を軸足の踵の後ろから内を回って内転し、軸足先の直ぐ前に置いて爪先から踏んで軸足に交代すると後ろ転換し、受けの手首を取る両手で振りかぶって後ろ切りにて受けの項に差し出す。それを下丹田に巡る切り下ろしで受けは四方投げにて取りの腹側後方へ落ちる。

2025年

7月

09日

水曜稽古の記録 手刀振りかぶり呼吸法と切り返しの手足捌きを区別する

  • 禊:天の浮橋に立ち天地の気に気結びする/鳥船左右左/天地の気に気結びする/気の巡り
  • 坐技単独呼吸法:降気、回外、昇気、一気、入り身運動、振り子運動、両手で気の巡り表/裏
  • 合気体操
  • 単独基本動作:振り込み突き・横面打ち・中段受け流しで入り身運動、下段受け流しで外転換、上段受け流し返し突きで一教運動裏、三角法で一教運動表、両手で手刀振りかぶり入り身運動、下段に与えて片手取り想定で入り身転換・体の変更/体の変更・後ろ転換、交差取り想定で相半身後ろ転換・体の変更・後ろ転換、前方半回転連続/一回転、後方回転
  • 相対基本動作: 片手取り入り身転換・体の変更・外転換で隅落とし裏
  • 片手取りに三角法で、隅落とし表/入り身転換・体の変更で回転投げ
  • 片手取りに陽の陽で掲げて外転換と同時に対側の振り込み突きを払わせ、与えた手を外巡りで陰の陰(二教の手)から陽の陰で第一指間を開いて受けの異名側の手首を取りの側頸の高さで取り返し、受けの指は弛緩屈曲して三教を避けるから同名側の手で受けの手背を包むことが出来る。下丹田で二教表/はじめに与えていた手で返し突きによる逆半身外入り身で受けの肘を畳み、転換で体軸側腹側を受けの異名側背面に密着して呼吸法近似でその体を払い落とす。小手返し変法。
  • 正面打ち一教表:魂気を包んだ陰の陽の手(小手返しの手)を上段に与え、受けの手刀に接すると同時に母指先から順次 陽の陽に開いて瞬時に掌から魂気を発する思いで受けの手刀橈側に取りの橈骨背面を被せ、伸展した指列で受けの眼裂を横切りにする形で巡る。対側の手で受けの異名側胸部から腋を広げるように振り込み突きから返し突きへ進める手捌き(両手で気の巡り)で三角法による入り身・魄気の陽から陰の足捌き・体捌きで一教表。
  • 正面打ち一教裏:単独基本動作一教運動裏の応用。合気剣切り返しの手捌き・足捌き(前回天神町道場稽古参照)無しでは生まれない術技である。終末の体捌きは鳥船のイェイから魂の比礼振りで後ろ転換して座する。
  • 正面打ち二教/三教表/裏
  • 片手取り外転換で手刀振りかぶり呼吸法と共に対側の手で四方投げの持ち方で同名側の手首を取り、与えた手根の背屈と腋を閉じる剣素振りのまま振り下ろして下丹田に巡ると四方投げ表・転換や回転抜きで。

2025年

7月

06日

天神町道場稽古 合気剣・杖操法の文章化による術理の共有

  • 禊:天の浮橋に立ち天地の気に気結びする/鳥船左右左
  • 合気剣切り返し面打ち:足捌きは正勝の非軸足が剣線の内側(取りの腹側・受けの背側)45度で踵を剣線から外し、足先が45度を為す。手捌きは軸足側の左手・吾勝が柄尻を包んで上丹田に体軸を成して右手は柄を掌に受けて剣先を同側の非軸足先に揃える。そこで非軸足の踵を地につけて体軸移動を成せば、柄を受けた手は陰に巡って上から抑え、後ろの足は非軸足となって柄頭と同期し、前の踵を回って一歩前方に進めて足先は剣先に一致して受けの真中を指して踏み詰める。今や後ろの足は剣線との角度を変えずそのまま継ぎ足として勝速日、切り返し左半身面打ちが生まれる。
  • 合気剣受け流し面打ち:はじめに受けの振り被りに合わせて振り込み突きで正勝・非軸足先を受けの真中から剣線の外にほぼ15度外して一瞬踏み、後ろの軸足・吾勝は足長線が剣線に直角で取りの背側に開く。剣先は右に微かに傾けて受けの左前頸三角を指している。魂氣に動かされて魄気・右足先は右半身・正勝吾勝は変わらない。そこで右非軸足は剣線を対側に超えて内側30度で踵を剣線から外して置き換え、剣先は受けの真中からずらすことなく、刃先を上に右前頸三角の右縁に沿わせるように取りの右手は柄を受ける手(陰の陽)に巡らせて上丹田に結ぶと体軸に与る。柄頭を包んだ左手は二教の手(陰の陰)に巡って頭上に掲げる。同時に同側の後方の足は継ぎ足でやはり剣線を渡っていわゆる開祖の勝速日で右半身を保ち、両足が一本の体軸となる。即座に前方の足を軸として後方の非軸足を右足の前に内旋・内転で一歩進めて受けの真中に足先を向けると同時に右の継ぎ足は僅かに(15外転することで左半身面打ちの勝速日・残心が生まれる。
  • 杖、八双返しから振り込み突きの杖尻と掌の繋がりを魂氣の三要素、陰陽・巡り・結びで動作する。
  • 両手取りに外転換は必須。左右の手を陰陽天地に巡らせて手捌き足捌きで呼吸法二法、呼吸投げ二法

2025年

7月

02日

水曜稽古の記録 正面打ち入り身と一教は手刀の所作に魂氣の結びが必須

  • 禊:天の浮橋に立ち天地の気に気結びする/鳥船左右左/天地の気に気結びする/気の巡り
  • 坐技単独呼吸法:降気、回外、昇気、一気、入り身運動、振り子運動、両手で気の巡り表/裏
  • 合気体操
  • 単独基本動作:振り込み突き、横面打ち、中段受け流しで入り身運動、下段受け流しで外転換、上段受け流し返し突きで一教運動裏、三角法で一教運動表、両手で手刀振りかぶり入り身運動、下段に与えて片手取り想定で入り身転換・体の変更/体の変更・後ろ転換/交差取り想定で相半身後ろ転換・体の変更・後ろ転換、前方半回転連続/一回転、後方回転
  • 相対基本動作:坐技片手取り/交差取りに内巡り/外巡り呼吸法、一教運動表/裏
  • 片手取り入り身転換・体の変更・外転換で隅落とし裏/外転換・入り身転換で片膝を着き隅落とし表。
  • 正面打ち入り身投げ表:魂気を包んだ手を上段に与えて受けの手刀を正中矢状面に掲げさせ、接すると同時に内巡りで掌屈して陰の陽から母指先で天から外へ円を書いて背屈と共に掌を開き、魂氣を空中に発する思いで受けの手刀手首に点、線、面で手根が受けの手刀橈側の空間に入る。
  • 正面打ちに手刀を合わせて触れた瞬間掌に魂気を包んで陰の陽から陽の陽で発する魂氣の結びで入り身投げ表。
  • 正面打ちと突きを想定して正中矢状面を正勝の手足で中段受け流しで魂気を回外して相半身外入り身投げ。
  • 交差取りを陽の陽で取らせて同側の足先を母指先方向に合わせて軸とし半身を変えずに体を受けの外に内転換すると同時に魂氣を陽の陰に巡らせて受けの真中に手刀を進めると受けの手は四方投げ近似で畳まれて逆半身外入り身落とし。
  • 交差取りを陽の陰で取らせ、陰の陽に巡って内転換とし、体の変更・後ろ転換で膝をつくと同時に魂氣を地に着けて座る、一教裏。
  • 坐技片手を膝の上で受けが抑えに掛かり、手根と手背・指先を伸展したまま回内・橈屈・母指橈側外転で母指先が取りの中丹田を指すと腋を閉じて肘を前方に出し、背屈すると母指先は前頸を指して手刀の振りかぶりが生まれる。手刀振りかぶり呼吸法。

*手刀を振りかぶるのではなく手根部の可動関節を順次動作するうちに手刀振りかぶりが生まれる、と同時に受けが把持する手に気結びが生まれる。

  • 両手手刀を鳥船近似でホーイと取らせて巡り、ェイで腋を閉じると同時に肘の接触で魄気を陰から陽に巡り、この吾勝の瞬間に受けの迫力を全て取りの魄気と結んで地に落としたと思う。肘は体幹を離れて手刀は魂氣が発せられる母指先の反りの方向に進む。両手の手刀振りかぶり呼吸法が生まれる。

リンク

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