2020年

10月

18日

天神町道場稽古 体軸側の魂氣が受けの丹田に触れると魄気の結び

  • 合気の剣:剣素振り・陰の魄気で正面打ち、正面打ちの合わせ・入り身
  • 松の剣:受けの正面打ちに上段受け流し右手・逆半身正面打ち左手で柄頭を陰の陰から陽の陽へ、
  • 音無しの剣:突きに下段受け流し突き、組太刀一
  • 坐技単独呼吸法:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で天地に氣の巡り
  • 合気体操
  • 単独基本動作:入り身転換(魂氣の内巡り/外巡り)、前方回転(半回転反復/一回転)
  • 坐技正面打ち二教表/裏
  • 片手取り外巡りで取らせ対側の手で振り込み突き・取らせた手を二教の手で上丹田に結び、相半身外入り身転換で非軸足側となり肘を内に寄せて鎬を作ると体幹が受けの体軸と結ぶ。非軸足を一歩後ろに置き換えると同時に(目付けを外に向けて)魂氣を上丹田から側頸に下ろすと軸足交代によって魂氣は体軸側に与かると共に肘が受けの胸骨上窩に接し、魂氣と魄気の結びが成り立つ。作りに相当する。その場の入り身転換で体軸から解かれた魂氣を陽の陽で受けの側頸に放ち、円を書いて体側に巡り、軸足側に戻る。呼吸法。
  • 諸手取り外転換呼吸法:外転換で軸足交代するとともに陽で取らせた魂氣を畳んで陰として母指先が取りの側頸を指すと体軸に与り、互いの魂氣が結ぶ。脇を開いて母指先が側頸に着くと肘頭が受けの胸骨上窩に嵌る。これで取りの魂氣も受けの魄気に結ぶとその場の入り身転換で体軸から解かれた魂氣を陽の陽で受けの側頸に放ち、円を書いて体側に巡り、軸足側に戻る。呼吸法。
  • 諸手取り外転換で魂氣を畳むと同時に側頸を指した母指先を前方に回した後、非軸足を軸足へとその場で踏み換えて体軸を移動し、対側の非軸足の膝を地に結ぶとともに同側の母指先を地に指す。他の指は後ろに地を掃いて立ち上がる。呼吸投げの成立。

2020年

10月

14日

幸町道場稽古 軸足交代では同側の手が陰で体軸に与る

  • 坐技単独呼吸法:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で天地に気の巡り
  • 合気体操
  • 単独基本動作・入り身運動:陰の陰、振り込み突き、横面打ち、下段受け流し、上段受け流し=一教運動裏、一教運動表、
  • 単独基本動作・転換:入り身転換(内巡り/外巡り)、前方回転(半回転連続/一回転)、後方回転
  • 坐技正面打ち表で氣結びから陽の陰に巡って正面当て/陽の陽から陽の陰で地に結ぶ。
  • 相対基本動作:片手取り入り身転換・体の変更
  • 片手取り内巡り入り身転換/交差取り外巡り入り身転換
  • 片手取り外巡りで取らせ対側の手で振り込み突き・取らせた手を二教の手で上丹田に結び、相半身外入り身転換で非軸足側となり、肘を内に寄せて鎬を作ると体幹が受けの体軸と結ぶ。
  • 突きに外入り身転換・体の変更で小手返しの持ち方ができないとき非軸足を外に置き換えて半身を転換して非軸足は受けの後ろ三角に差し入れてその同側の魂氣を陽の陰で側頸に響かせて入り身投げ。

 *片手取り体の変更から外転換で受けの後ろ三角に非軸足を進める隅落とし裏の魄気に近似。

2020年

10月

11日

天神町道場稽古 非軸足を剣線から離して軸足へ置き換える

  • 杖:両端を両手の内に包み自然本体から左右へ正面打ち/後突き
  • 杖:左半身で受けの直突きに右足を後ろに開くと同時に杖尻を右手で手繰って陰の魄氣で杖を両手の内に保持し、入り身で受けの真中を直突き。受けが内に杖先を払ってさらに直突きの意図を持つので、取りは右足先で剣線を渡り、杖尻を側頸に巡って杖先が地を指すことで受けの杖の下を潜り、陰の魄氣で右手を小手返しの手(陰の陽)で下丹田に降氣、左手は陽の陽から狭義の陰に返して杖を受けの脇に直突き。
  • 杖尻を上丹田に巡って陰の魄氣で右手を左手に代え、杖中に巡って持ち直し、手背が額に着く。右足を入れ替えて右半身で正面打ち。受けは左手を杖先に滑らし左足を一歩後ろに置き換え右半身で返し突きにて合わす。
  • 坐技単独呼吸法:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で天地に気の巡り
  • 合気体操
  • 単独基本動作:入り身運動(陰の陰、振り込み突き、横面打ち、下段受け流し、上段受け流し)、一教運動表、入り身転換(内巡り/外巡り)、前方回転(半回転連続で一回転または軸足の膝上/下を非軸足の下腿が巻き付いて置き換わるように一回転)、後方回転(軸足の膝に同側の手を置き非軸足は軸足の踵の後ろに置き換えてその場で入り身転換)
  • 相対基本動作正面打ち表:自然本体で対峙して取りが上段に魂氣を与え、受けが手刀で正面を守り、取りは陽の陽で結ぶとともに同側の足を前方回転の軸足として体軸を確立し、逆半身返し突きで入り身転換。
  • 正面打ち同時打ち:受けの正面打ちの振りかぶりに合わせて相半身で振り込み突きにて軸足交代し、逆半身横面打ち入り身転換

 *振り込み突きの魂氣は転換とともに腰仙部に回すが同側の足は非軸足。非軸足も遅れて後ろに置き換えると体の変更。

  • 正面打ちに同時に振りかぶって横面打ち入り身転換
  • 正面打ち後手:自然本体で対峙して、はじめに取りが上段に魂氣を与えようと半身から非軸足の半歩前進と同側の魂氣を広義の陽で差し上げようとする。つまり、先手を取ろうとして既に受けが振りかぶった場合、非軸足は半歩出せず、軸足の直前で前方回転の軸として、同側の魂氣は上丹田に昇氣で陰の陽で結び、鎬を作って体軸を確立して逆半身返し突きで入り身転換
  • 正面打ち連続に外転換/内転換:非軸足を剣線から離して軸足へ置き換え、手足腰目付の一致で剣線に対して直角の陰の魄気。
  • 突き連続に外転換/内転換
  • 自然本体で対峙して取りが上段に振りかぶる動作で頂丹田から両手で円を描いて突きをよび込み逆半身入り身転換。魂氣の体軸側は天、非軸足側は下丹田の高さ(大仏の手近似)。目付は水平で視野を最大限確保すると内下方に受けの手拳が目に入る。両手で円を書くと異名側の手で受けの母指球を包んで体の変更・後ろ回転で小手返し。

 *内下方に受けの手拳が目に入らないと異名側の手は陰の陽から陽の陰で下丹田の前を通って後ろに半円を書き、非軸足は内股で受けの後ろ三角に置き換えて入り身投げ。受けの側頸には異名側の片手が魂氣を陽の陰でひびかせる。

 *口伝:転換の非軸足先が受けの手拳の外に並んで視野の隅に入るか、消えるか。

2020年

10月

07日

幸町道場稽古 軸足交代してどこまでも足先と目付の一致

  • 坐技単独呼吸法:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で天地に気の巡り
  • 合気体操
  • 単独基本動作:入り身運動(陰の陰、振り込み突き、横面打ち、下段受け流し、上段受け流し)、一教運動表、入り身転換(内巡り/外巡り)、前方回転(半回転連続/一回転)、後方回転
  • 相対基本動作:片手取りに内巡り入り身転換・体の変更/交差取りに外巡り入り身転換
  • 交差取りに外巡り入り身転換・体の変更・その場入り身転換(=後ろ回転)呼吸法。
  • 後両手取りに後ろ回転小手返し:魄気の陽で後ろ回転の軸足(内股)を作って同側の手を腰仙部で体軸に与らせ、対側の手で異名側の受けの母指球側を包んで、後ろ回転の軸足交代・腰の転換に合わせて受けの手を解き、回転の終末で受けの手背に下丹田で同名側の手を被せて小手返し。

 *軸足交代してどこまでも足先と目付けの方向の一致が回転を生む。足先を見ると屈んで止まる。

  • 両手取りに外巡り逆半身入り身・軸足交代して膝に同側の掌を置き、対側の手は降氣の形に畳んで陰の陽から井桁に進んで陽の陽・陽の陰で受けの側頸に結ぶ。取りの体軸・目付けは受けの前に進めて残心、天地投げ。魄気は一教運動表に通底する。
  • 両手取りに外巡り相半身で上丹田に結んで外股に軸足として前方半回転、対側の手は腰仙部に巡り軸足交代、上丹田から降氣で地に結び呼吸投げ。

2020年

10月

06日

短い語句のキャッチボールから

長年稽古をされて合気会合気道の指導的立場におられる方の、興味深い修練の動画シリーズは私も含め多くの愛好家にとって大変良い刺激となり、勉強になっているはずで、公開されていることに感謝し、楽しみにしていたのであるが。

合気道の研鑽に、合気と言う言葉や概念を抜きにするという意味の発言に疑問を持ち、合気について熱心に書かれた開祖自身の言葉があることをコメントした。

 

 返信として合気について、わたしの現状の解釈を尋ねられたので、自分なりに整理してお答えしたところ、その後の様々な批評の発信は、よもや私のコメントから展開されたものではないとは思うものの、わたしが感じていることをすこし補足したい。現状では返信の経路を見いだせないため、ひとりごとを書き連ねることとする。

 

 「開祖の言葉を理解しないと合気ではない、」「やりたいように自由にやってはいけない、」というようなことを思っている合気道愛好家は私のことではない。「開祖の言葉を研究すれば、技が出来るようになる」とか、「開祖の言葉がわからなければ意味がない」というようなことは考えたことも、口にしたこともなく「『合気神髄』を読み解けば、少々実技をおろそかにしても開祖のような達人に成れる」と信じたことはない。まして、私が開祖の存在に近付こうとか、あのような武人に成りたいと目指すのはさすがに想いもよらないことであった。ご指導いただいた直弟子の師範方がずば抜けた存在であった上に、その師範が開祖を評する内容はさらに超絶であったということである。

 ただ「開祖の思いはどんなだったろう」「世界の老若男女に広めて下さったのだから、なにか普遍的な知恵や術技を示そうとされたに違いない」などと想像しながら、わかる言葉で伝えてくれる箇所を探しては、師範方の指導を思い起こして、愉しく稽古をしているところである。残念ながら未だに〝力んだ動き〟を示してしまうことは常である。

 

 合気という言葉と思いが合気道から除かれるよりも、言葉と思いと動作の三位一体こそ合気道の成り立ちの第一歩ではないかと考えている。

 

 コメントは短い言葉のキャッチボールであるから、一度に多くの思いや、読み手に想像をかき立てるような内容を伝えることは出来ない。その辺りをどうかおくみ取りいただき、今後ともお互い捕球しやすい球で楽しいキャッチボールをさせていただきたい。

2020年

10月

04日

天神町道場稽古 剣を持つ片手が非軸足側か体軸側か

  • 合気の剣:剣素振り・陰の魄気、正面打ちの合わせ・入り身
  • 松の剣:受けの正面打ちに上段受け流し右手・逆半身正面打ち左手で柄頭を陰の陰から陽の陽へ、
  • 竹の剣:自然本体で頂丹田に振りかぶり受けの突きに内転換・入り身・横切り/入り身・正面打ち
  • 剣合わせ:上段返し打ち、下段返し突き
  • 坐技単独呼吸法:降氣、回外、昇氣、一気、入り身運動、振り子運動、両手で天地に氣の巡り
  • 合気体操
  • 単独基本動作:入り身運動(二教の手、振り込み突き、横面打ち、下段受け流し、上段受け流し)、一教運動表、入り身転換(魂氣の内巡り/外巡り)、前方回転(半回転反復/一回転)
  • 坐技交差取り三教表/裏:降氣の形から陽の陽で氣結びを入り身運動、振り子運動と両手で天地に氣の巡り(一教運動表)にて大仏の手から三教への持ち替え。表は側頸の位置で、裏は背部に落として下丹田の真下で地に結ぶ。

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