*小林裕和師範の梅の剣:右半身から大上段で剣を振りかぶって、外転換する右非軸足の一歩を省き、右足先を剣線に接して残したまま踵で外して体軸とする後ろ転換(吉祥丸道主の上半身転換)で、目付は90度のみの転換。「右腋で壁を作り、開いて剣を通す」。動作の中には右足先を剣線から離して受けの真中を指し、対側の継ぎ足で横切り。これを梅の剣と呼んで指導している。通訳もその言を発声している。正面打ちで返す動作についてはこのときの指導では示されていない。
*松竹梅の剣は開祖が指導する剣操法(合気剣)を三群に分けて順番に名付けたもので、直弟子の師範がそれぞれに伝えているものである。
-
自然本体での振りかぶりは真中を与え右足を軸、左足先は剣線を右足側に外すまで踵を引き付けてから踏み詰めて軸足に交代し、右を非軸足先として受けの真中へ入り身一足で横切り。
-
禊:天の浮橋に立ち天地の気に気結びする/鳥船、左右左
-
坐技単独呼吸法:降気、回外、昇気、一気に昇気と降気、入り身運動、振り子運動、両手で気の巡り表/裏
-
合気体操
-
単独基本動作:一重身で入身運動を振り込み突き、横面打ち、中段受け流しで一歩入り身一足、片手取り想定で入り身転換・体の変更/体の変更・後ろ転換
-
坐技正面打ち一教運動表/裏
-
諸手取り二教入り身投げ裏/呼吸投げ、交差取り近似で。
-
片手取り呼吸法表を外転換・入り身一足ではなく後ろ転換・引き足で勝速日から昇氣入り身一足/与えた手を下丹田に巡らせ同時に非軸足を戻してから昇氣入り身一足で昇氣呼吸法
-
上半身転換が伴わなければ入り身で取りの背が受けの胸に密着する瞬間は無い。受けの上肢は肩までを取りの腋の下に取り込まれ、取りの肩は受けの異名側の頸部に密着して橈側前腕は同名側の頸部に接するように円を描いて取りの体側に巡って継ぎ足で入り身一足=勝速日で呼吸法表が生まれる。
-
後ろ同時両手取りには体軸を作る・非軸足側の魂氣は昇氣で天から円を描いて同時に同名側の非軸足で前方半回転にて体側に巡ると呼吸法。
-
上段に手刀を与えて非軸足側として上丹田に昇気の後受けを後ろ両手取りに導き、体軸に交代して転換し、両手の天地を交代すると一教
-
上段に手刀を与えて同側の足を軸足とし、腰仙部に下ろして体軸として後ろ転換から対側の非軸足を一歩後ろに置き換えると同時にその同側の手で大きく円を描いて呼吸法
-
後ろ両手取りで初動の片手は非軸足のとき昇氣、軸足側とするなら腰に着けて体軸とし、後ろ転換から非軸足を大きく一歩置き換えて同側の手を取らさず魂の比礼振りで大きく円を描いて入り身一足で呼吸法。
-
正面打ちに逆半身呼吸法:背を受けの胸に着ける転換はせず、入り身一足で受けの上段真中に魂氣を与える動作から肩が受けの開いた腋を擦り抜ける。
-
坐技片手取り手刀を作って呼吸法