18日 9月 2024

水曜稽古の記録　片手取り入り身転換は魂氣の巡りを魄気が受け止め結ぶ

禊：天の浮橋に立ち天地の氣に氣結びする／鳥船、左右左
坐技単独呼吸法：①降氣（腕を体側にたたむ）②回外③昇氣（腋を開きつつ魂氣の包んだ手を陰の陽のまま真中で上昇させて側頸に結ぶ）④入り身運動⑤振り子運動⑥両手で気の巡り表裏
合気体操
単独基本動作：入り身運動（二教の手、振り込み突き、横面打ち）、中段受け流し突き、下段受け流し転換、上段受け流し返し突き（一教運動裏）、三角法（一教運動表）、振りかぶり入り身運動、入り身転換・体の変更、体の変更（三面に開いて）・後ろ転換（片手取り／交差取り想定で）、前方半回転連続で一回転２法、前方半回転・後ろ回転、前方一回転、後ろ回転
相対基本動作片手取り入り身転換：魂氣を包んだ手を鳥船の振り込み突き近似で下段に与え、正勝吾勝を維持したまま内巡りで取らせると同時に非軸足先を母指先に合わせて内股とし、受けの腕との間にできた隙間へさらに半歩進めて魄気の陽で踏み詰めると魂氣は取りの下丹田に接し、軸足交代とともに目付と腰を反転して陰の魄気に戻れば手の接点から近位の取りの体幹は受けの中に位置し、受けの手とともに取りの魂氣は下丹田にて自身の魄氣と結ぶ（合気）、つまり吾勝の成立であり、半身は左右転換する。

相対基本動作1対2連続：片手取り入り身転換で下丹田の陰の魂氣を昇氣で自身の側頸に結び（単独呼吸法の昇氣）、後ろ転換（吉祥丸二代道主の体の転換法の上半身転換）で陽の陽にて受けの同名側頸に発し、体側に巡りつつ魄気は陰から陽・入り身一足と勝速日で呼吸法残心。対側の第二の受けから目を離さず呼吸法の反復。
片手取り隅落とし：魂氣を包んだ手を鳥船の振り込み突き近似で下段に与え、正勝吾勝を維持したまま外巡りで取らせると同時に非軸足先を外に半歩置き換えて外転換の軸足とし、体側で魂氣と結び一瞬体軸として対側の足を後方に一歩置き換えて体を開き元の半身（正勝吾勝）に戻る
諸手取り呼吸法：掌を開き母指先で地を指して（陽の陰の手刀）正勝吾勝で下段に与え、諸手取りに取らせると同時に外転換で魂氣を掌に包みながら陰の陽で上肢をたたむと軸足交代で体軸の確立とともに腋を開いて母指先を側頸に突き立てて結ぶ（単独呼吸法降氣の形）、非軸足を直ぐ踏み詰めて軸足交代で後ろ転換して側頸から陽の陽で非軸足先とともに発して入り身一足・勝速日で呼吸法
諸手取り前方回転呼吸法：外転換・降氣の形から上丹田に二教の手（陰の陰）で結び非軸足を外股に踏み詰めて軸とし前方回転で受けの背部に回る。魂氣を下丹田まで下ろすと受けは底が抜けて落ちる
肩取り入り身投げ表
胸取り呼吸法表
横面打ちに外転換で外して同名側の手背で自身の顔面を拭うように受けの手刀を払うと魂氣が受けの手首に結び、同側の非軸足を踏み詰めて軸足交代とともに外入り身・継ぎ足で三角法・相半身外入り身投げ。手首に結んだ魂氣は手掌が受けの同名側の頬部に密着するか、肩口に当てて入り身落とし。対側は受けの項を包む。
後両手取りを天地で取らせて後ろ転換から体の変更後再度後ろ転換で魂氣の天地を入れ替えると後ろ天地落とし
真中を与えて突きに魂氣を天地に開いて、天は逆半身横面打ち近似で入り身転換の軸足に結び（吾勝）、地は下丹田に置いて非軸足側の正勝。視野の内下方に受けの拳を見て体の変更（吉祥丸二代道主の体の転換法の全身転換）で正勝となった上丹田の手で受けの突きの手を受けの肩口から手首まで擦り落とし、自身の下丹田までめぐって結ぶと拳の母指球を包み、後ろ回転で小手返し
受けが突きの直後に拳を引き戻し、下丹田に巡った取りの手は受けの母指球ではなく魂氣の珠を包み後ろ転換（上半身転換）で昇氣呼吸法
片手取り四方投げ：振りかぶった手は上丹田に結んだま後ろ転換又は前方／後方回転の直後、前方を打ち下丹田に巡る入り身一足で勝速日。受けは取りの腹側から後方へ螺旋で落ちる
坐技両手取り二教（魂氣発する思いの母指先を地から受けの腋へ）／四教（陽から陰に巡って受けの手首の屈側に被せた（握らず）取りの上肢を示指球まで伸展して下丹田を通して地に結ぶ