*神氣館【 高槻市 天神町道場 】               Shinkikan aikido tenjinmachi-dojo (公財)合気会公認道場                                   Takatsuki-city Osaka JAPAN         大阪府合気道連盟加盟道場                                         開祖植芝盛平の思いと言葉を動作する Deriving basic techniques from words and the thought that Morihei Ueshiba conveyed     正勝吾勝で剣素振り  合気の剣は勝速日            不動の軸足に陰の魂氣:〝吾勝〟  非軸足と魂の比礼振り:〝正勝〟           〝この左、右の気結びがはじめ成就すれば、後は自由自在に出来るようになる〟        二つはこんで一と足すすむ・入り身一足と、体軸に与る両手の巡り:〝左右一つに勝速日、業の実を生む〟                             「生成化育」のタイトルに「7.〝魄ではだめだ〟」2022/9/23              稽古の記録 2022/2/11に「正勝吾勝と勝速日は動作である」  「おしらせ」に令和4年9月,10月の稽古予定                       稽古の記録 2010/8/15〜2022/9/25

令和3年緊急事態宣言に分断された合氣道の稽古を振り返る

パンデミック2年目の令和3年は、延期された2020オリンピック開催期間を中心として、常軌を逸したインフォデミックの究極が一層活動自粛を強めるという、まさに未曾有の一年であった。全国民が失ったものは計り知れぬほど大きいし、将来にわたっても膨大な損失として尾を引くことであろう。

 

合氣道の稽古においても、例年の研鑚会や大学のクラブ活動などがことごとく制限、中止され続けた。それでも、感染蔓延に対する厳重な予防策を講じつつ規模を縮小して複数の稽古会が開催され、参加する機会が得られたのは実にありがたいことであった。

 

神氣館の稽古は事情で二ヶ所とも使用不可となり、市内のスポーツクラブの道場を週二回使用することで稽古量は維持されたが、自粛と所在地の変更が相俟ってほぼ半数の参加に限られたことは残念である。

但し、その中にあって開祖の言葉と動作を引き続き読み解き、剣素振りが開祖の所謂正勝吾勝によって現されることを確信し、さらに徒手で魂氣を与える動作がそこから生まれていることを導いた。つまり、片手取りや正面打ちにおける取りの初動を標準化し、正勝吾勝の不動の体軸を魄気の働きに喩えて陰の魄気とした。さらに、吸気に伴う軸足の伸展と共に体軸を失い、体幹軸の前方への揺れから呼気で陰の魄気に巡る動作として鳥船を把握した。

天の浮橋に立ち天地に気結びすることから始めるという合気は、また禊でもあり、禊は合気である、という開祖の教えから、それまでの稽古の進め方は天地の気に気結びする動作から鳥船へと展開していた。現在では、剣素振りで正勝吾勝、つまり魄気の陰を動作してから、魄気の陰陽である鳥船へと進めている。

その上で体軸の完全な移動を示す転換、入り身、体の変更へと展開する動作が明らかにされてきた。すなわち、前方の足へ体軸が交代しきれない鳥船から、軸足を交代して向きを変える転換と、軸足交代に継ぎ足を伴って一本の軸足として完全に体軸移動する入り身一足の動作が再確認された。

また、入り身の体軸移動を180度の転換で終える入り身転換と、その陰の魄気で非軸足を後方へ一歩置き換えて軸足交代するとともに元の半身、すなわち正勝吾勝に戻る動作を体の変更と明確に定義した。したがって相対動作で入り身転換・体の変更に合わせて受けが取りの前方へ回り込む理合は受けを導く動作と同義になり、その瞬間取りが魄氣を陽に転じて入り身一足の動作から呼吸法の表という新しい技も生まれたのである。

このようにして単独動作における体の変更が鳥船の陽の魄気で終える際の意義を明らかにした。但し、あくまでも体の変更は、正勝吾勝・陰の魄気である。それは、いまだ軸足としてある同側の魂氣は決して陽で発することができないという開祖の所謂自然の法則があるからだ。「空の気を解脱して真空の気に結ぶ」という、言い換えると難場歩きであって、手を存分に働かすという術理である。すなわち、左の魂氣と魄気が結んで体軸移動が確立すれば右の魂氣と魄気は結びが解かれ、空間へと自在に右手で円を描くことができるのであって、つまり左の魄の上に右の魂を置いて自在に魂気で右手を働かせることができるのである。

 

今、入り身一足で体軸の移動とともに右手は取り自身の右体側や丹田に巡って受けの底を抜き、左右足腰の魄気と結んだ瞬間、取りは技を生んだわけである。これで、開祖の言葉にある、「勝速日の基、左右一つに業の実を生み出します」の動作が入り身一足にまさしく一致することとなる。間をおかず一方の足をその場で軸とすれば正勝吾勝の陰の魄気が成立することから、勝速日は残心の姿に連なる姿勢として差し支えないであろう。

 剣の素振りと同義の正勝吾勝から魂気を上/下段に与え、合気の剣を勝速日で動作して徒手で入り身一足・残心を動作する。さらに入り身転換、体の変更、前/後方回転、上段/下段受け流し、突きと正面打ちの捌きを剣から徒手で行う。

 以上のように稽古の始めの禊から、単独動作、相対動作へとこれまでの術理を一層補強し、展開を改変した一年であった。

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