昨日、合氣道大阪武育会創立十五周年記念大会、合気道道主植芝守央先生研鑽会(於和泉市:桃山学院大学総合体育館)、ならびに合気道道主植芝守央先生を囲んで懇親会(於大阪市:ホテル日航大阪)に参加させていただきました。
500名近い参加の中、私個人としてはこれほど多くの武育会傘下並びに友好団体の皆様方と道主ご指導のもとにきめ細かく研鑽を積み、たくさんの汗をかいたことはありませんでした。懇親会でも、道主をお囲みして多数の道友にお会いでき、合氣道を中心に話が弾み、随所で笑顔に満ちた歓談の輪(和)ができること頻りでございました。
さらに個人的な特筆すべきことは、ここ数年強まることはあっても忘れることの無かった(医学的に了解済みの)腰痛が、今朝起床時から全く消失している事実です。研鑽会の直後懇親会場直行のバスに乗り込んだときはいつもの程度を上回る痛みが感じられ、無理をしたかな、と覚悟したのですが、その後現在まで説明のつかない嬉しい状態が続いています。
医療の理法といいましても、畢竟自然界に刻まれたひとつひとつの道筋に過ぎません。この数年来の容態が既知のありふれた道筋に矛盾無く沿うものであったとは言え、この自然界がすでに無数の理法によって説明し尽くされたわけではありません。従って、予期せぬ結果に驚くこともあって然るべきでありましょう。ただ、ここに至ってその一日がどのような必然性を包含していたのか、医療の常識に照らしてみましても即座に心当たりの思いつかない現状です。
それについては、この記念大会において道主植芝守央先生のもとで、小林裕和師範により開祖から賜った合氣道が多くの道友の中で、輪を結んだということしか特定する事物が見当たりません。
確信を持って言えることは、際限なく考え巡らすことではなく、開祖から現道主に連なる核心(基本)即真髄でしかないという事実でしょう。それは、つまり、有り体に言えば、我らの行く先を照らす伝統に感謝する想いでしか無いということです。
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