魂氣の陰陽の間に在るもの 

 

 上肢を天に掲げるとき、上丹田や頂丹田に結ぶ陰の魂氣と頂丹田の上にかざす陽の魂氣が区別される。これを知らなければ魄氣に結ぶ魂氣と、陽で発する魂氣の、動作としての違いがわからないはずである。

 開祖の仰る“空の氣の結び”と、“解脱”と、“真空の氣の結び”が、軸足の交代である転換や非軸足の置き換えである入り身と相俟って、合氣の動作を生み出すのである。

 言葉を知り、氣を思い、それぞれに動作を表す三位一体の修錬によって、形をなぞる動きを超えなければならない。目に映る形を、見えない自身の動きで現そうとするとき、常に受けの手応えを感じることで存立の核心とせざるを得ない。そこでは術理の根元である単独動作も禊も無縁の動きにとどまることとなる。

 魂氣は陽から陰に巡り、軸足となる魄氣に結ぶが、陰から陽へと発するには“解脱”が欠かせない。その本体は、非軸足への交代に伴い受けの魄氣を取りの対側の軸足へと移す思いで互いの魄氣の結びを行うことである。開祖の述べられた“心の持ちかた”である。

                                       2017/4/2

1. 後ろ両手取り前方回転呼吸法で“解脱”を考察する 4/2

2. 二教裏の後ろ回転におけるピットフォール 4/18

3. 合氣道の動作とは 4/27

4. 坐技正面打ち二教裏と胸取り二教裏の術技 5/11

5. 一教表と難場歩きと鳥船 5/16

6. 昇氣呼吸法とピッチングフォーム 6/1

7. 呼吸法習熟のポイント 6/3

8. 『合気神髄』に見られる〝形〟の意味 6/14

9. 陰の陽で現す氣結びの単独動作 6/27

10. 軸足への交代と共に魂氣は巡る 7/1

11. 入り身は詰める動作 7/17

12. 合氣道における呼吸法 7/19

13. 目付けが地を向くこと 7/27

14. 魂の比礼振りと魂氣三要素 7/28

15. 魂氣の巡りに相当する動作の実際 8/6

16. 魂氣を与えようと取らせた手 8/13

17. 坐技単独呼吸法から呼吸投げへ 8/18

18. 手刀への抑えと結び 8/20

19. 横面打ちに逆半身/正面打ちには相半身で入り身、先立つ転換 8/23

20. 『陰に返す』と『陰に巡る』 9/3

21. あらためて合氣道とは 9/7

22. 胸式呼吸の勧め 9/9

23. 上丹田と頂丹田への結びの違い 9/15

24. 入り身と魂氣の陰陽 9/30

25. なんか変 10/6

 

 

 

 

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