01日 10月 2025

水曜稽古にて　虚空に円を描くと中心に技が生まれる　両手取り四方投げ

禊：天の浮橋に立ち天地の気に気結びする／鳥船左右左／天地の気に気結びする／気の巡り
坐技単独呼吸法：呼気で上肢を畳んでから腋を開いて側頸から下丹田へ降気／腋を閉じたまま回内で母指先を前方に向けた後に掌を開きながら外転・挙上で吸気、昇気、一気、入り身運動、振り子運動、両手で気の巡り表／裏
合気体操
単独基本動作：振り込み突き。横面打ち。正立から横切りで同側を非軸足として剣線を外し、外巡りで後ろ転換して体を90度捌く。杖を用いた上段返し逆半身面打ちを徒手で（剣切り返し面打ち近似）。下段に与えて片手取り想定で入り身転換・体の変更／体の変更・後ろ転換。下段に与えて交差取り想定で相半身外入り身転換・体の変更・後ろ転換（後ろ回転）。前方半回転連続／一回転。後方回転。
片手取り入り身転換：魂気を包み掌屈回外で母指が水平になる状態（内巡り）で取らせ、同時に同側の非軸足をさらに半歩進め、足先を内転して軸足に交代すると、魂氣は下丹田に結び上体を反転して魄気は陽から陰・正勝吾勝に戻る。
（片手取り入り身転換から）体の変更：前方の陽の陽の手・魂気を腰仙部に回し、非軸足を同時に一歩後ろに置き換えて体軸を交代する。正勝吾勝の半身を交代する。
片手取り入り身転換から体の変更とし、間髪を容れず非軸足から外転換で相半身外入り身投げ、胸対同名側の胸の結びで入り身／非軸足側の手・正勝を受けの同名側の腋に通して入り身一足で隅落とし。
交差取りを回外で取らせて、外巡り逆半身外入り身で四方投げ近似入り身落とし／回内で陽の陰として受けの外へ内転換と共に対側の手で受けの異名側の手首を取り返して、受けの第一指間で与えた手首を回内して手掌と前腕を受けの背側前腕と手背に被せて小手返し。
両手取り：魂気を両手に包み掌屈回外で母指が水平になる状態で取らせ、同時に外転換で軸足を受けの背側に置き剣線を外す。このとき軸足側の手・吾勝は下丹田に陰の陽、非軸足側の手・正勝は上丹田に陰の陰。つまり吾勝は小手返しの手、正勝は二教の手、両手掌は体の前に円を作る。
坐技両手取りでは振り子運動で魄気の正勝吾勝を動作する。
坐技両手取りで天と地を半回転で巡らす、両手を天地に気の巡り、呼吸法。
坐技両手取り天地の魂氣を半回転に巡らせ反復で呼吸投げ。四分の一回転では不十分。つまり両手取りは天地の結びから巡らなければ技が生まれない。四分の一に止まれば反回転で180度の回転を維持する、「呼び戻し」近似。
正面打ち振りかぶりに、魂気を包み体側に置いた同名側の手を内巡りで真中から取りの上丹田の高さに母指先で振り込み突き（母指を徒手の剣に見立てて、抜刀・切り上げ）。母指先の反りの方向へ掌を開きながら円を描いて受けの眼裂を横切りする動作で、受けの手刀に点、線、面で結ぶ。同時に同側の非軸足先を同期して外転し、対側の魂気を振込突き近似で受けの側胸、腋、手刀の上腕を矢筈に包み取る両手で気の巡りと共に入り身一足。三角法で半身を逆転して魄気の陽から正勝吾勝の鳥船近似の足捌き・体捌きで魂気・両手は円を描いて下丹田と体側に巡る。剣を納めるように体軸へ結ぶ。一教運動表。
一教運動表で両手が天を通過する際、三角法で半身を転換した非軸足先が受けの真中を外して相半身内入り身の体勢になった瞬間、非軸足側の手を頂丹田に空かして軸足交代で転換すると呼吸投げ。
正面打ち入り身投げ表：一教運動裏の逆半身入り身転換を入り身一足に止めて、返し突きの手は受けの項に、対側は掌を開いて陰に返して異名側の頸部に嵌めて、相半身外入り身一足で受けの後ろ三角での三角法入り身。
両手取りに天地で円を作って外転換、下丹田の手を陰の陰で天に巡らせその手を取る受けの手首を同名側の手で取り返すと、左右の手で上丹田に弧を描く。この円の中に前方回転で下丹田に振りおろすと四方投げ表／弧を描いて後ろ回転で円を作ると何もない広い円空間に取りの背が入ってきてその中心で地に落ちる、四方投げ裏。
後ろ両肩取りに天地で円をつくって後ろ転換で縦に開いた受けの両手の間を天から円を描いて両手で閉じると呼吸法